ホーム(目次)へ

快適化その4へ 快適化目次へ 快適化その6へ


キャンピングカーの快適化・その5

コルドバンクスの快適化

トイレ外扉に収納ボックス
加工したプラ箱を、トイレルームの外扉に取り付けた。
ブラックタンクの凹みスペースに、ぎりぎりで収まる。
位置決めが難しいので、両面テープをつけたプラ箱を、凹みスペースに置いて、次にドアを閉めてくっつかせるという方法をとった。

収納力がアップし、トイレの車外作業がしやすくなる。
ここにはトイレ3点セットを入れる。
写真の場合は右から、
@リンス・・・「ブルーレットおくだけ」をペットボトルに移したもの。洗浄水に少し混ぜておくと、汚れの付着を防いでくれる。
A防腐・消臭剤・・・アロン化成の「安寿」と小分けしたODORLOS。どちらかひとつで良いのだが、たまたま今は2種類を在庫中。水と共にブラックタンクに投入して使う。
B水入りペットボトル

出費はプラケースの105円だけ。。
扉の無い棚の収納改善


テーブル上にある扉の無い棚は、走行中に小物が転げ落ちるし、出し入れも不便だ。高い位置なので、奥の小物は見えない。

まず、棚にぴったりサイズのカゴを4個、ダイソーで買ってきた。
布でカゴを包み、不要なベルトを流用して、取っ手にした。
腰の強いベルトを針金でしっかり留めたので、これをつかめばヒョイと取り出せる。座ったままでも、上に手を延ばせば取れる。
カゴごと取り出すので、奥の小物が全部見えるし、4つ並べたので整理もしやすい。棚の縁が少し高くなっているので、走行中にカゴが落ちる懸念もない。
巻き込み式キーホルダー






繊維製のヒモが引き出せる、キーホルダーを見つけて買った。
この種の製品を買うのは、これで3個目になる。

キャンピングカー暮らしでは、頻繁にバゲッジドアを開閉する。
このキーホルダーだと、腰にぶら下げたままでバゲッジドアが開閉出来る。
取り出した荷物とキーを、同じ手に持つことが無いので、キーを紛失しない。

開けた扉にキーを差したままにすると、扉が風にあおられて一気に全開し、車体にキーが衝突することがあるから、ちょっとだけ開く場合でも、いちいちキーを抜かなければならない。閉めるときには、またキーを差し込んでいる。面倒だが仕方が無い。
このキーホルダーが便利な理由だ。

前に使っていた2個は、金属製のワイヤーが巻き込んであった。
丈夫な筈のワイヤーだが、2個とも、キーを取り付けている部分で折れてしまった。
金属は、引っ張り強度は高いけれど、繰り返し曲げると弱いのだ。

今回のは繊維製のヒモ。
引っ張り強度は落ちるものの、曲げに強いから長持ちする。
トイレポンプの故障
右下に亀裂が入っている


失敗した1回目の予防策


成功した2回目の予防策
これがトイレの水ポンプ


1回目の故障
北海道旅行中に、突然トイレの洗浄水の出が悪くなり、レバーを押し下げてもスカスカ抜けるような手ごたえになった。分解してみると、ポンプの底に亀裂が入り、水漏れしていた。バンテックによれば「同じ故障が多い」そうで、帰宅してから、部品は無償交換してもらった。

「原因を推測」
洗浄レバーの仕組みは水鉄砲と同じ。レバーを押し下げると、筒内のピストンが下がって、先端から水を押し出す仕掛けだ。
一番下まで押し下げると、ピストンが筒の底に当たり、衝突を繰り返すうちに、筒の底板を留めている爪付近が割れ、筒底が開いてしまったのではないか。

「1回目の予防策」
ハンドルの下面に厚さ15ミリの木片を挟み、ピストンが筒の底に当たるよりも先に、T型ハンドルが衝突するようにした

2回目の故障(再発)
上記対策を施したのに、まもなく、全く同じ故障が再発。
ということは、原因はピストンの衝突ではなく、繰り返し水圧を受けたためということになる。

無償交換してもらったポンプは、クレーム品と全く同じものだった。
多発クレームだというのに、肉盛りをするとか、コーナー部分にアールを設けるなどの対策もとられていない。こんな場合、輸入品は厄介なものである。

仕方なく、新たに「2回目の予防策」をとった。
これは1回目の故障時に、旅行先で応急修理した方法なので、効果は「実証済み」みたいなものだ。
ダイソーの3個100円のクランプで、底板を補強した。クランプがはずれないように針金を巻いて、このままトイレに組み込んだ。
転ばぬさきの杖、ならぬ、割れる前のクランプだ。
このクランプが外れない限り、同じ故障は起きないだろう。
臨時の靴置き場
エントランスには2足の靴しか置けない。
普段は二人っきりだから構わないが、来客があると困る。
そこで、臨時的な置き場を考案してみた。

材料は余っていたプラダン(プラスチックのダンボール板)。
プラダンの縁を補強し、二つ折りにしたものを、マジックテープでエントランスに貼り付けた。

左上・・・使わない時の状態。
下・・・・・引っ張ればV字型に開く。

右上・・・V字に靴2足が入る。

プラダンは丸ごと着脱出来るようにしたので、V字溝にゴミがたまっても掃除が簡単。
テーブルを使わずにベッド化する


狭い室内で、大きくて重いテーブルを動かすのは、大仕事だ。
ウチの場合は、ゴロ寝してテレビを見るときぐらいしかベッドにしないのだが、テーブルを使わずにベッドにしている。


テーブル下のジュウタンをどかすと、@Aの2枚の板がある。
(サブバッテリーを並列接続しているコードも見えている)


テーブルの代わりに、@Aの板をはめ込み、ここに背もたれを載せればベッドになる。
小さめの板なので簡単に嵌め込めるし、軽いから作業が楽だ。
テーブルは、跳ね上げた状態で、上部に吊り下げて固定。


板@にはじゅうたんが張ってあり、エントランスに置けば、宴会用の簡易座席にもなる。(これは次の写真を参照↓)
エントランスを簡易座席にする
エントランス脇の座席マットを撤去して、撮影機材置き場にしているので、簡易座席用のマットを積んでいない。
マットの代わりに、じゅうたんを張った合板を使って、来客時の簡易座席にしている。

この板の収納場所はテーブル下・・・(上の写真を参照↑)
テレビを12V直結に




電力節約のために、テレビの電源を12V直結にした。
シャープの家庭用液晶テレビは、アダプターでAC100VをDC12Vに変換して使っている。
キャンピングカーの場合、サブバッテリーの電気をインバーターで100Vにして、それをまたDC12Vに戻すのだから、恐ろしく効率が悪い。
シャープ液晶テレビで消費電力を実測した事例では、12Vを直結にすることで34%強(約15W)の節電になる。

写真はテレビの変換アダプター。
アウトプット側のコードを分岐させて、シガーライターソケットを取り付けたので、これでAC100VとDC12Vの両方が使える。
(アダプターのコードには4本の線が入っているが、そのうちの、太い白コードをプラスに、網目状コードをマイナスに繋いだ)

使ってみると、14V以上の電圧がかかっても、問題なくテレビが見られる。
ただし、ウチの場合はソーラーから15.5V以上の電圧が入る場合があるので、安全のため、晴天の日中はAC100Vを使うことにしている。
また、テレビを見ないときは、サブから入るスイッチをOFFにしてある。
デジハットを12V直結に
デジハットのコントローラーの電源は、上記の液晶テレビと同じで、AC100VをDC12Vに変換して使っている。
これも、テレビと同じ方法で、サブバッテリーの12Vを直結した。
安全のため、テレビを見ないときは、サブから入るスイッチをOFFにしてある

テレビもデジハットも、電源はDC12Vの仕様になっている。
一定の安全率を見込んではあるだろうが、何ボルトまで上げて大丈夫なのかは、メーカーに尋ねても答える筈がなく、全くの自己責任になる。
続・テレビを12V直結に
13Vリミッターの取り付け

高電圧を流さないリミッターの取り付け

キャンピングカーのお友達から「13ボルト以上は流さないリミッター」を頂戴したので、上記の配線の途中にこれを介在させた。
走行充電中でも、ソーラーから高電圧が入っても、これなら安心。
テレビやデジハットを壊す心配が解消した。
メインスイッチにガード
いつのまにかメインスイッチがOFFになっているという事故が、2ヶ月強のクルマ旅で3回あった。
そのうちの1度は気づくのが遅れて、冷蔵庫の庫内温度を高くしてしまった。

身体が触れてOFFにすることもあるが、一番多い原因は、オーニングを操作する棒の出し入れ時にスイッチに触れてしまうことだ。
棒はメインスイッチの左隣にはめ込んである。

写真のように、メインスイッチの左右にガードを設けた。
みなさん既にやっていることだが、遅ればせながらの対策。
ラケット型の電撃殺虫器
(ナイス蚊っち)


これは夏のクルマ生活の必需品である。
ラケットの金属ネットで空中の蚊を払えば、パチッという放電音がして、蚊が感電死する、乾電池式の電撃殺虫器だ。

車内の天井や壁面にとまった蛾や羽虫を、ラケットで静かに押さえ込むと、電気ショックによって、虫は暴れることもなく気絶する。そのままネットに虫を載せて車外に運べばポイッと捨てられる。
叩き潰さないので汚くない。
天井一面が虫だらけになっても、これがあれば実に簡単に、片手でヒョイヒョイと片付けられる。

夜間に、野外でテントやオーニングを使う場合は、大活躍する。
明かり誘われていろんな虫が集まるが、大型の蛾でも一発で気絶させてくれる。
食事中に、天井の蛾を暴れさせないで始末出来るというのはありがたい。

殺生が嫌いな向きにもお奨めだ。
たいていの虫は気絶させても、すぐに息を吹き返すから、むやみな殺生にはならない。ただし、虫に何らかの後遺症が残るかもしれない。

便利な道具なのだが、惜しいことにハエ退治には向かない。
敏捷なハエは、ラケットを近づけただけで飛んでしまうし、急いで叩けばラケットが壊れる。空中で払うのはもっと難しい。だから、昔ながらのハエ叩きもクルマ旅の必需品だ。
冷蔵庫の扉に取っ手

冷蔵庫扉の上端に取り付けた白いモノは、ダイソーで売っていた取っ手。
引き戸用のもので、粘着式になっている。
これに手をかければ、開閉と同時にロック操作も出来るので具合が良い。

来客が冷蔵庫を開けようとして、扉に貼り付けたタオルハンガーを引っ張り、ハンガーを壊されたことがある。
引く位置が分かりやすくなったから、事故防止にもなるかな。
床下に手作り発電機ボックス
床下に発電機ボックス(ナンチャッテ@‐BOX)

車体下の空き空間に
発電機ボックスを手作りした。
収納したままで発電。
下ろさなくても、給油可能。
制作費用1万円。

詳細は→こちら
吊り下げ式のコタツ
FF暖房の温風吹き出し口を利用したコタツ。

下半身がしっかりと暖まって、いい気持ちである。
室温が上がるのは時間がかかるが、コタツ内はすぐに暖かくなってくれるのも良い。

テーブルの上にコタツカバーを被せた場合は、コタツ板を載せなければ食事が出来ないし、カバーを強く引けば卓上の食器が倒れる。
しかし吊り下げ式なら、テーブル面がそのまま使えるし、布の裾を踏んづけても、マジックテープがバリッと剥がれるだけで済む。

詳細は→こちら


快適化その4へ 快適化目次へ 快適化その6へ

ホーム(目次)へ