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No.192 大洞山 |
おおよそ半年振りの山歩きです。新緑のハイキングコースをのんびり歩いて、森林浴を満喫しました。 日時 2016年(平成28年)5月8日(日) 天候 晴 同行 なし 所要時間 三国峠(7.40) ←35分→ (8.15)三国山(8.30) ←40分→ (9.10)楢木山(9.15) ←45分→ (10.00)大洞山(10.15) ←40分→ (10.55)楢木山(10.55) ←35分→ (11.30)三国山で昼食(12.15) ←20分→ (12.35)三国峠 山行概要 連休の最終日でしたが、我家から車を止めた三国峠まで、車の流れは順調で、渋滞はありませんでした。
三国山からは稜線上のブナ林の中を歩きます。アップダウンは殆どありません。地図で見ると、三国山から楢木山でせいぜい20〜30mの小さなアップダウンが数回あるだけです。三国山から僅かに下ってまた登って下り、ブナ林の中にヒメシャラの木が混ざるようになったところでヅナ峠に着きました。ここは、ヅナ峠を示す導標が立っている以外に、特にこれと言った見所はありません。写真を何枚か写しただけで、先へ進みました。 ヅナ峠を過ぎ、やがてダラダラした緩い登りを登りきった所が楢木山です。ここまでは2008年の2月に来たことがあります。その時は山頂を示す導標などは見当たらなかったのですが、今回は誰か個人的に立てたと思われる杭に楢木山を示す表示がありました。 ![]() 昼食は、三国山の頂上と決めていたので、一息入れた後、のんびりした気分で、歩いてきた道を引き返しました。三国山に戻った時は誰もいなかったのですが、昼食の湯を沸かし始めた頃から、人が集まってきて、いつの間にやら10人近い人が昼食をとっていました。昼食は日帰りの山行ではこのところ定番になっている、乾燥野菜で具沢山にした袋麺です。今日は食欲があり、麺を食べた後、非常用に持参したサンドイッチまで、手が伸びました。帰りは山北の桜の湯で汗を流し、大井松田で東名高速に入りましたが、帰りも渋滞は無く、思いのほか早く我家に着きました。 丹沢でブナ林の新緑を楽しもうとすると鍋割山でも檜洞丸でも、あるいは丹沢山でも結構歩かなければなりません。今回歩いた三国山ハイキングコースは、三国峠まで車で行けば、歩き始めたところからブナの新緑を楽しめます。今回山中で行き交った人は、三国山の昼食時を除けば7〜8人で連休とは思えない、人気の少ない中を歩きました。三国山から大洞山まで絶え間なく聞こえてくる富士スピードウェイの車の排気音がこのコースの唯一のマイナス点です。 |
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三国峠の駐車スペース ここには車7〜8台がとめられるスペースがある 普段、山歩きでここに車を止めるときは、殆どが自分の車1台だけだが、この日はすでに先着の車が数台駐車していた |
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三国山の登り 三国峠から三国山頂上まで標高差は約150m 駐車場を出るとずっとブナ林の中を歩く |
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三国山頂上 冬の晴れた日はここから愛鷹連峰や駿河湾の一部が眺められるがこの日はモヤで見えなかった 壊れかけた休憩用のベンチがあり、一息入れるのに格好の場所 |
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三国山頂上からの富士山 この日は、木の間から大きな富士山が眺められたた |
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稜線上の道 三国山から道は平坦になり、ブナが主体の落葉樹林の中を歩く ブナの新緑の爽やかさが何とも言えない 三国山の頂上から歩き始めると最初はバイケイソウの葉が目に付いた |
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ヅナ峠 三国山と楢木山の中間にある 富士スピードウェイへ下る道があるが、この方向へは崩落のため通行止めの表示板が立っていた この辺りはブナに混ざってヒメシャラの木が目に付いた |
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楢木山頂上![]() 杭には楢木山頂上1353mと書いてある 本文にも記載したが、この杭は個人が立てたものと思われる |
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楢木山頂上から見た富士山 楢木山の頂上からも富士山が木の間越しに見える これから、木の葉が茂ってくると多分殆ど見えなくなると蔽われる |
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ミツバツツジ ブナの新緑を背景に紫色のミツバツツジの花が咲き出していた 緑一色の中で紫が良く目立つ この日見かけたミツバツツジはこの1本だけだった |
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大洞山頂上 上が開けていて、この日のように晴れていると明るく気持ちが良い |
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大洞山の頂上から見た富士山 ここも、三国山、楢木山と同じように木の間越しに富士山が見える 当然だが、ここが前述の2つの山より富士山に近いので、ここの富士山が最も大きく、かつ高いところに見える |