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No.190 八海山
日帰りで八海山に出かけましたが、山頂の八峰まで行けず、千本檜小屋まで登って引き返しました。山は紅葉の時期を迎えていましたが、八海山の紅葉は紅葉というよりは黄葉の方がぴったりの表現です。

日時 2015年(平成27年)10月15日(木)
天候 晴
同行 なし

所要時間
ロープウェイ山頂駅(9.15) ←55分→ (10.10)5合目(10.10) ←30分→ (10.40)女人堂(10.50) ←35分→ (11.25)7合目(11.25) ←35分→ (12.00)薬師岳(12.00) ←10分→ (12.10)千本檜小屋(12.20) ←10分→ (12.30)薬師岳で昼食(13.10) ←50分→ (14.00)女人堂(14.10) ←55分→ (15.05)ロープウェイ山頂駅

山行概要

東京駅始発の上越新幹線に乗って六日町駅に午前8時20分過ぎに着きました。駅前から出ている八海山スキー場場行きのバスは、この午前8時20分過ぎに着く列車と接続していて、午前8時30分に六日
八海山の頂上
薬師岳から見た八海山の頂上
町駅前を発車します。このバスに乗り、八海山酢機場まで行き、ここからロープウェイにのって山頂駅まで行きました。ここが、今日の山歩きの出発地点です。
観光客が沢山いる中を歩き始めました。歩き始めるとすぐ遥拝所に着きます。観光客の多くは、ここまでで、遥拝所を過ぎると途端に人の数が減ります。歩き始めて15分もすると、道はフラットになり、しばらく短い登ったり下ったりの道が続きます。やがて目の前に五合目と表示した導標が現れ、女人堂まであと少しと表示されています。ここから、登りがきつくなり、一汗かいたところで女人堂に着きました。10名ぐらいの人が休んでいます。私もこの人達に混ざって休憩を取りました。
目の前には、これから登る薬師岳の斜面が広がっています。ここの標高は1370mですから、標高1654mの薬師岳まで、標高差は280mほどあります。これから薬師岳まで、私の足で約1時間程度とふんで歩き始めました。女人堂から少し下り気味の道をすすみ、小さな沢を渡ります。ここには「これより急坂」の表示がありましたが、看板に偽り無しで、ほんとにきつい登りが始まりました。急坂をあえぎあえぎ登っていると行く手の左側が開け、七合目の標識が現われました。これを過ぎて更に登ると周りが少し開けてきて、周りの風景が眺められるようになり、疲れた気持ちを癒してくれます。
やがて目の前が登りの登山者で渋滞するようになり、行列ができて動きが止まりました。周りの登山者の話から、鎖場の順番待ちのルートマップ行列ということが分かりました。この行列に従って進むと、目の前に鎖場が現れました。結構長い鎖場で、一番上は見えません。後の登山者に押されるようにして鎖場を登りきると道がフラットになり薬師岳の頂上に着きました。目と鼻の先に千本檜小屋と八海山の頂上が眺められます。時計を見ると12時です。これから昼食を取り、八海山の頂上まで行ってここまで戻ってくると、ここに着くのは午後2時ごろです。その時間ならば、スキー場発の最終バスには間に合いそうですが、我家に帰宅できるのはかなり遅くなります。また、初めての山であまり無理をしたくもないので、今日は八海山の頂上は登らずに、この辺りで昼食を取り、帰ることにしました。
昼食は八本檜小屋の近くでと考え先へ進み、千本檜小屋の前で昼食の準備を始めようとしたところで、後から来た大きな団体に周りを取り囲まれてしまい、落ち着かない気分にさせられました。結局ここでの昼食をあきらめ、薬師岳まで戻って昼食にしました。いつものように湯を沸かしてカップ麺を作りました、今日はあまり食欲が無く、全部を食べ切れませんでした。何とか昼食を終え、薬師岳からケーブルカーの山頂駅まで、沢山の登山者の中に混ざって下りましたが、人の多さに驚かされました。

ロープウェイ山頂駅 ロープウェイ山頂駅の登山口
ロープウェイの山頂駅を出ると目の前に階段があり、八海山山頂の標識が立っている
山頂駅の周りは広場になっており、休憩用のベンチや展望台がある
平日にもかかわらず、行きも帰りも沢山の観光客がいた
遥拝所 上の写真の階段を登り切ると、この遥拝所に出る
写真手前側の先に展望台があり、観光客の大半はそちらへ向っていた
登山道 登山道
上の写真の遥拝所を過ぎると明るい感じの落葉樹の潅木の中を歩く
本文にも記載したが、紅葉と言うよりは黄葉が目立つ樹林である
視界が開けた場所 登山道を進むと時おり前方の視界が開け、これから登る八海山の山頂方向が眺められる
写真は薬師岳で八海山の頂上はその向こう側
五合目 五合目
ここまでは上り下りの少ない比較的平坦な道が続いているが、ここから女人堂までは、登りが少々きつくなる
女人堂 女人堂
トイレを備えた休憩所がある
行きも帰りも、特に帰りは人が多く、中へ入ってみる気はしなかった
女人堂から見た薬師岳 女人堂から眺めた薬師岳
ここらは、未だ結構な登りが残っている
沢
女人堂から少し歩いたところで沢を渡る
沢にはこれから急坂と表示した標識が立てられているが、ここから薬師岳まで文字通りの急坂が続いた
草紅葉 草紅葉
上の写真の沢を渡ると、左手が開け、見事な草紅葉を眺められた
七合目 七合目
急な登りも中間地点
登りきると薬師岳山頂(八合目)と表示されていた
この表示を見たときは、未だ半分もあるのかと少々落胆をした
鎖場付近からの眺め 鎖場付近からの眺め
鎖場の順番待ちの列ができていて、一息入れることができた
ここまで登ると、ケーブルカーの乗降場へ続く尾根が随分下のほうに見える
鎖場 鎖場
結構長い鎖場で、行きも帰りも渋滞していた
下の方は鎖が並列にかけられているが、登りも下りも、我先にという人が何人かおり、嫌な気分にさせられた
薬師岳頂上 薬師岳頂上
鎖場を登り切ると薬師岳の頂上に着く
ここは眺めが良い
八海山 八海山
薬師岳まで来ると写真のように、千本檜小屋の向うに八海山の頂上に連なるピークが姿を現わす
千本檜小屋 千本檜小屋前
この日は営業しているようだったが、特に中へ入ってみることはしなかった
昼食には格好の場所で、写真の休憩用ベンチは言うに及ばず、この周りで沢山の人が昼食をとっていた
千本檜小屋からの眺め 千本檜小屋前からのながめ
帰宅して調べたら越後駒ヶ岳と分かったが、この写真を写しているときは、この山の名前が分からなかった

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