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No.91 釈迦ヶ岳 |
御坂山塊の釈迦ヶ岳(1641m)に登りました。晴天、微風、片道1時間少々のハイキングを楽しみました。横浜は厳しい残暑だったようですが、山には心地よい秋風が吹いていました。 日時 2007年(平成19年)9月3日(月) 天候 晴 同行 なし 所要時間 駐車場(8.00) ←50分→ (8.35)稜線(8.40) ←1時間→ (9.35)釈迦ヶ岳(11.00) ←1時間25分→ (12.25)駐車場 山行概要
駐車場に止まっている車は1台もありません。今日は片道1時間少々のコースですから、のんびり身支度をして歩き出しました。空はすっかり晴れ上がり、心地よい風が時折通り過ぎます。駐車場から林道をどんべえ峠のほうへ数分歩くと左側に釈迦ヶ岳登山口が現れました。 道幅は広くありませんが、車1台が通れる舗装道路が、森の奥へ続いています。丹沢などに多い杉や檜ではなく、落葉樹林の森なので、木漏れ日が森全体に差し込んでいて、明るい感じがします。この道へ入るとすぐ小さな花が目に付きました。今回は、花の写真を写すのも目的の一つだったので、早速この花を写しました。花を写して舗装道路を歩くとすぐまた釈迦ヶ岳方向を示す導標が現れ、この導標に従って左側の道へ入ります。ここから、登山道らしくなり、だんだんきつい登りに変わって行きます。一汗かいたところで、稜線に出ました。ここには、釈迦ヶ岳方向と日向坂峠(どんべえ峠)方向を示す導標が立っています。ここからは、落葉樹林の中の緩やかな登りの小道が続きます。しばらくすると ![]() 頂上はさほど広くはありませんが、360度ぐるっと見渡すことができます。この日は、富士山、大菩薩、奥秩父、八ヶ岳、南アルプス等の山々が目の前に広がっていました。南アルプスの赤石岳や悪沢岳が意外に近くに見えます。誰も居ない頂上でしばらく、のんびりしていました。このあと、少し早かったのですが、いつものように湯を沸かして昼食を取り、もと来た道を引き返しました。 頂上で昼食中、40才台と思われる男性の登山者が登ってきました。この日会った登山者はこれだけです。下山には頂上の西側から林道に下るルートを取る予定だったのですが、このルートはかなりきつそうであり、車を止めた駐車場まで林道歩きがかなりあることが分かったので、登ってきた道をそのまま下りました。 御坂山塊は私がよく行く丹沢より少し高めの山が多いのですが、歩き始める地点が丹沢よりずっと高いところにあるので、頂上までのアルバイトは、はるかに少なくてすみます。この釈迦ヶ岳もその例外ではありません。丹沢でよく見かける階段は、全くありませんし、きつい登りがあっても長くは続きません。私のような体力の衰えが顕著な中高年者にはうってつけのコースかもしれません。 時間があったので、旧芦川村の中心部まで行ってみました。目に付く施設は、学校、村役場、ガソリンスタンドそれと食事処の沢妻亭ぐらいの小さな集落です。 「山の花」に写真を収録した花:メマツヨイグサ |
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すずらん群生地脇駐車場 林道脇に広大なスペースが広がっている 写真の右手側にスズラン群生地がある |
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釈迦ヶ岳入口 すずらん群生地脇駐車場から数分林道を歩いたところにある 覗き込むと道幅は細いが舗装道路が続いている 釈迦ヶ岳まで70分の表示がある |
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釈迦ヶ岳登山道 上の写真の釈迦ヶ岳入口を入るとすぐ左手に釈迦ヶ岳方向を示す導標と登山道が現れる しばらく緩い登りが続く |
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稜線 釈迦ヶ岳方向と日向坂峠(どんべえ峠)、それとすずらん群生地方向を示す導標が立っている |
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稜線上の登山道 比較的丈の低い落葉樹林帯の中を歩く 木漏れ日が入ってきて、薄暗くはないが眺望は得られない |
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府駒山 小さな広場になっている 府駒山(1562m)、釈迦ヶ岳35分、日向坂峠25分の表示がある 見晴らしはない |
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釈迦ヶ岳頂上直下の登り 太いロープが設置してある登りが3箇所ある 手がかり、足がかりが多数あり、斜度も大きくないので、ロープに頼らなくても簡単に登れる |
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釈迦ヶ岳頂上から見た南アルプス 写真の更に左手に赤石岳や悪沢岳が連なっている |
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釈迦ヶ岳頂上から見た八ヶ岳と奥秩父連峰 |
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すずらん群生地の売店 すずらんが咲くシーズンのみ開くようで、この日はひっそりとしていた |
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すずらん群生地 白樺林になっていて、明るく気持ちが良い スズランは伸びた下草の中に埋もれていて、どこに生えているの分からなかった スズランを見なくても森林浴を楽しめる |
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釈迦ヶ岳登山口 県道36号線で鳥坂峠を越え、スズラン群生地への道路標識に従って進むと左手に現れる ここからスズラン群生地脇駐車場までは、思っていたより距離があった |