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No.13 本社ヶ丸・三ッ峠 |
梅雨の晴れ間が期待できるとの天気予報に誘われ、三ッ峠登山口まで車で入り、三ッ峠山(1785m)経由で本社ヶ丸(1631m)に登りました。このルートは導標の配置や表示が適切でない所があるので要注意です。今回は、開運山(三ッ峠山)から御巣鷹山へのルートがわからず、3回も開運山の頂上に立つことになり、とんでもない山行になりました。 日時 2003年(平成15年)7月5日(土) 天候 晴のち曇 同行 家内、飼い犬 所要時間 三ッ峠登山口駐車場 ←1時間40分→ 開運山(三ッ峠山) ←2時間30分→ 清八山で昼食 ←45分→ 本社ヶ丸 ←1時間→ 大幡八丁峠 ←45分→ 三ッ峠登山口駐車場 〈注)御巣鷹山への道探しに要した時間と清八山の昼食大休止の時間は上記に含まれない。 山行概要
駐車場は8割方が埋まっていました。土曜日のためか三ッ峠までは若い人の登山者が多く目に付きました。アヤメやヤマオダマキのシーズンのようで、登山道のあちこちに咲いていました。天気は、開運山直下の広場までは、良かったのですが、ここから、あっという間に雲が広がり、開運山の頂上に着いた時は、周りの視界がほとんど無い状態でした。 開運山までは順調でしたが、ここから御巣鷹山へ行く道が見つけられず、前述のように都合3回も開運山の頂上に立つことになりました。開運山の頂上には導標が無く、一度直下の広場の端まで後戻りして、ここにある御巣鷹山を示す道標に従って歩いていたら20分ほどで、先ほど登った開運山の頂上に出てしまいました。狐につままれたような気持ちになり、地図(右掲図)を出してルートを確認しましたが、よく理解できず、頂上から再度先ほどの導標のところまで、戻ってみました。ここでまた導標と地図を見比べてみましたが、やはり理解できず、ここから、もう一度開運山の頂上に登り、逆コースをたどりました。この間、行き会った3組のパーティーに道を聞きましたが、最初のパーティーはここが初めてで何も情報が得られませんでした。2組目は私等と同じように御巣鷹山のコースが分からず道を探しているとのことです。3組目がたまたま清八峠から登ってきたパーティーで、このパーティーに道を教えてもらいました。 ![]() 御巣鷹山から清八山までは、変化に乏しい見通しのきかない樹林帯の中を歩きます。御巣鷹山の下りも急坂であまり楽しさを感じるコースには思えませんでした。当初は、本社ヶ丸に登ったあと、清八山から御坂峠経由で戻るつもりでしたが、御巣鷹山へのルート探しで1時間以上、時間をロスしてしまい、本社ヶ丸の頂上に着いたのが午後3時近くで時間が遅くなったので、帰途は清八林道を下りました。なお、清八山にある御坂峠方向への分岐点も導標が無く、また国土地理院の地形図の表示よりはもう少し南側にあるので、ここも三ッ峠から行くと見落とし易いと思いました。 この日の天気予報では、午後からの方が天気は良いはずだったのですが、御巣鷹山を過ぎた辺りから、だんだん雲が厚くなり、眺望を期待した清八山も本社ヶ丸も遠望はできませんでした。今回は暑い中の山あるきで、駐車場に着いたときは腰から上が汗でびしょ濡れでしたので、帰宅途中に小山町のゆったり湯に入り、汗を流しました。 昼食用の炊事分も含め、2人と一匹分の飲料水を4リットル持参しましたが、ほぼ使い切りました。また、同行した柴犬が暑さでまいるのではないかと気にしていましたが、最後まで人間よりは元気でした。ただし、ダニに取り付かれ、獣医にかかるはめになりました。 花 以下の花を山の花に追加しました。 アヤメ、ヤマオダマキ、クサタチバナ、シモツケ |
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三ッ峠登山口の駐車場 トイレが設置され10数台の駐車スペースがある 私が着いた時、ここはすでに満車で、このすぐ下にある駐車場に車を止めた |
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開運山(三ッ峠山)直下の広場から見た御坂山塊 この日遠望ができたのはここまでで、この後はだんだん雲が多くなった |
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開運山(三ッ峠山)へ登る直前から雲が稜線まで上がりだした |
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開運山(三ッ峠山)頂上 あいにく富士山は雲の中で見えなかった |
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清八山頂上近くの御坂峠方向への分岐点 御坂峠方向を示す導標が無く、三ッ峠または清八峠から来た場合、見過ごしやすい このすぐ先に無線中継所があるのでこれが目印になる |
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清八山頂上から見た三ッ峠方向、富士山は雲の中 清八山の山頂は狭いが、見晴らしは良い |
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清八峠 木立に囲まれ見晴らしはない |
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清八峠〜本社ヶ丸の稜線上から見た三ッ峠方向 あいにくの天候で、見晴らしは殆ど得られない |
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本社ヶ丸山頂への登り この岩場の上が本社ヶ丸頂上 |
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本社ヶ丸頂上 周りは雲に包まれ眺望は得られなかった |
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開運山の頂上で 本社ヶ丸近くの岩場でてこずったが、これ以外は元気に歩いた |