Top            『浮世絵師便覧』         浮世絵文献資料館
   浮世絵師便覧             ま行             
  『浮世絵師便覧』飯島半十郎(虚心)著 蓬枢閣・小林文七蔵版・明治二十六年(1893)刊   (国立国会図書館・電子図書館「近代デジタルライブラリー」所収)  ☆ まささだ 政貞    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝政貞(サダ)    梅筵と号す、二世国貞門人、◯明治〟    ☆ まさたか 正高    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正高(タカ)    杉村氏、俗称治兵衛、師宣門人、◯元禄〟    ☆ まさとし 正歳    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正歳(トシ)    浮世氏を称す、姓名詳ならず、元禄前の人〟    ☆ まさのじょう 正之丞    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正之丞(ノジヤウ)    菱川師宣の弟〟    ☆ まさのぶ 正信    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝探幽斎と号す、一説に、探幽斎守信に比して、仮に名つけたる名なるべし、◯貞享〟    ☆ まさのぶ 正信    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正信    梅童と号す、二世国貞門人、◯明治〟    ☆ まさのぶ いちようさい 一楊斎 正信    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正信(ノブ)    一楊斎と号す、大坂の人、◯弘化〟    ☆ まさのぶ おくむら 奥村 政信    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝政信    奥村氏、俗称源六、又源八、文角と号し、又観妙、芳月堂、丹鳥斎等の号あり、浮絵紅画の祖、◯享保〟    ☆ まさのぶ きたお 北尾 政演    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝政演(ノブ)    岩瀬氏、名は、醒、重政門人、戯作の大家、山東京伝と称し、自画作の草双紙多し、文化十三年死、五    十六〟    ☆ まさのぶ ひしかわ 菱川 政信    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝政信(ノブ)    菱川、◯師宣門人、字守節、◯元禄〟    ☆ まさひさ 政久    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝政久(ヒサ)    (名前のみ。記事なし)〟    ☆ まさひさ かつしか 葛飾 正久    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝正久(ヒサ)    葛飾を称す、錦画、新聞挿絵あり、自ら北斎の孫と称す、詳ならず〟    ☆ まさふさ おくむら 奥村 政房    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝政房    奥村氏、文志と号す、錦画、草双紙あり〟    ☆ まさよし きたお 北尾 政美    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝政美(ヨシ)    鍬形氏、俗称三次郎、杉皐、又蕙斎と号す、後に薙髪して、紹真といふ、略画式を刊行して、其名著る、    ◯文化、文政〟    ☆ ますのぶ たなか 田中 益信    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝益信(マスノブ)    田中氏、善居斎と号す、自画作の双紙あり、五代柏筵の似顔を画く、◯享和〟    ☆ またべい いわさ 岩佐 又兵衛    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝又兵衛(マタベヱ)    岩佐氏、浮世絵の祖、荒木村重の一子、勝重、諸説紛々詳ならず〟    ☆ またべい とうせい 当世 又兵衛    ◯『浮世絵師便覧』p224   〝又兵衛    当世絵又兵衛と称す、京師の人、一に又平、三合一覧に見えたり、◯元禄〟      ☆ まとら おおい 大石 真虎    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝真虎(マトラ)    名古屋の人、渡邊周渓門人、後に剃髪せり、俗称順平、大石氏、天保四年死、四十二〟    ☆ まんじおう 卍翁    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝卍翁(マンヂオウ)    北斎の号〟    ☆ まんじさい 卍斎    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝卍斎(サイ)    北僊の一号〟      ☆ みちまろ 道麿    ◯『浮世絵師便覧』p225   〝道麿(ミチマロ)    天明〟    ☆ みつのぶ はせがわ 長谷川 光信    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝光信(ミツノブ)    長谷川永春の名〟    ☆ みつのぶ はなおか 花岡 光宣    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝光宣(ノブ)    花岡氏、小本挿画、◯天保〟    ☆ みねまろ 峯麿    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝峯麿(ミネマロ)    (名前のみ、記事なし)〟    ☆ みんこう たちばな 橘 岷江    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝岷江(ミンコウ)    大坂の人、橘氏、名は正敬、玉樹軒と号す、もと縫箔師、摺込彩色を工夫せり、◯宝暦〟    ☆ みんわ あいかわ 合川 岷和    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝岷和(クワ)    大坂の人、合川氏、名は秀成、字は士陳、雪山と号し、又合川亭と号す、岸駒の門人、◯文化、文政〟    ☆ むねかね 宗兼    ◯『浮世絵師便覧』p219   〝宗兼(カネ)    新聞挿画、芳宗門人、◯明治〟    ☆ むねなり 宗成    ◯『浮世絵師便覧』p219   〝宗成(ナリ)    芳宗門人、◯明治〟    ☆ むねひさ 宗久    ◯『浮世絵師便覧』p219   〝宗久(ムネヒサ)    芳宗門人、◯明治〟    ☆ むねまさ 宗政    ◯『浮世絵師便覧』p219   〝宗政(ムネマサ)    一松斎と号す、芳宗門人、◯明治〟    ☆ むねまさ 宗正    ◯『浮世絵師便覧』p219   〝宗正(マサ)    芳宗門人、◯明治〟    ☆ めいちゅう 鳴蟲    ◯『浮世絵師便覧』p233   〝鳴蟲(メイチュウ)    錦亭と号す、小本挿画、◯葛飾風、◯文化〟    ☆ もうさい 孟斎    ◯『浮世絵師便覧』p239   〝孟斎(モウサイ)    歌川芳虎門人、長島氏、錦画草紙あり、◯慶応〟    ☆ もへえ つじむら 辻村 茂兵衛    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝茂兵衛(モヘヱ)    辻村氏、京師清水寺に諸侯行列の額あり、◯承応〟    ☆ もりくに たちばな 橘 守国    ◯『浮世絵師便覧』p239   〝守国(モリクニ)    橘氏、京師の人、鶴沢探山の門人、絵本類多し、延享年中に死〟      ☆ もりのぶ 盛信    ◯『浮世絵師便覧』p239   〝盛信(モリノブ)    京師の人、俗称半次、◯享保〟    ☆ もろしげ ふるやま 古山 師重    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師重(シゲ)    古山氏、俗称太郎兵衛、師宣門人、◯元禄〟    ☆ もろただ 師忠    ◯『浮世絵師便覧』p239   〝師忠(タダ)    鳥居流、清長門人、◯寛政〟     ☆ もろたね ふるやま 古山 師胤    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師胤(タネ)    古山氏、師政の男か、詳ならず、◯享保〟    ☆ もろなが ひしかわ 菱川 師永    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師永(ナガ)    一に師長に作る、俗称沖之丞、一説に作之丞、又酒造之丞、師宣の二男、彩色に長ぜり、◯元禄〟    ☆ もろのぶ はるかわ 春川 師宣    ◯『浮世絵師便覧』p239   〝師宣(ノブ)    春川氏、大坂の人、◯宝暦〟    ☆ もろのぶ ひしかわ 菱川 師宣    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師宣(モロノブ)    菱川氏、俗称吉兵衛、剃髪して、友竹と号す、安房の人、板刻画の祖なり、正徳四年死、七十七、一説    に元禄七年に死せりと〟    ☆ もろひら ひしかわ 菱川 師平    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師平(ヒラ)    菱川氏、自師宣の一子と称す、されど菱川系図に此名なし、蓋門人ならん、◯元禄〟    ☆ もろふさ ひしかわ 菱川 師房    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師房(フサ)    菱川師宣の長男、俗称吉左衛門、後に吉兵衛、始め画工、後に染工となる、◯貞享、元禄〟    ☆ もろまさ ひしかわ 菱川 師政    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師政(マサ)    菱川、◯古山氏、俗称新七郎、一に新九郎、師宣の門人、一説に此の人より、菱川の画風を失ふと、    ◯正徳〟    ☆ もろもり ひしかわ 菱川 師盛    ◯『浮世絵師便覧』p238   〝師盛(モリ)    菱川氏、名は勝重、師宣の門人か、詳ならず、◯元禄〟