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浮世絵文献資料館
浮世絵師総覧
見世編
大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌
〔見世編〕
大田南畝関係
(遊郭・芝居・商家・料亭等)
【す】
※◯は欠字、◎は表示不能文字
店名(屋号)
詞書・詩歌
出典
巻・頁
年月日
すえひろや
末広や
「中の町末広やが額に
待合の辻うらもよき末広や君におふぎの要とおもへば」
六々集
②235
文化12年
1815/03/
すぎもとや
杉本屋 (伊勢)
「伊勢古市杉本屋蔦の間の額
神風のいせの国、千はやふる市の里に、山田の原のそれならで、杉本屋の名におふ高どのに、入来る客の山ほとゝぎす、かのこゝをせに千人の枕をすゝめ、万金の酔をすゝむる朝熊(アサマ)の山の初ざくら、鼓が岳のつた/\かつら、蔦の間の蔦と女羅(カツラ)とはひまつはれる松の上杉のもと、松杉の風の外に青山あり、緑水あり。わが情人をまつ坂こえていせ音頭、千代よろづ代もかはらぬ色のへ」
紅梅集
②316
文化14年
1815/11/