Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
見世編大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔見世編〕大田南畝関係
(遊郭・芝居・商家・料亭等)
【に】※◯は欠字、◎は表示不能文字
店名(屋号)詞書・詩歌出典巻・頁年月日
にけんちゃや
二軒茶屋(深川)
「寄二軒茶屋祝【富本にて也】 二けん茶やみつばよつばにたてつゞくこゝの家名はむべも富本」巴人集甲辰②435天明4年
1784/02/
にすいろう
二水楼 (柳橋)
「二水楼記
 東岸西岸の柳橋は、浅草のはづがに見わたされ、南枝北枝の遣梅は、両国にはしの上にたえず。駒とめ橋の駒に鞍おけといふ山里の使来りて、藤代町の藤の紋に、あるじの家の名もしるし、春はやう/\霞わたれる川面より、夏の涼はおほよそわが国六十よくにが中に、いづくはあれど両国にしくはあらじ。よし野高尾の舟屋形、玉屋鍵屋が花火船、秋の月冬の雪、この二水のほとりに尽たれば二水楼ともよぶなるべし」
四方の留粕①207不明
にけんてい
二軒亭
「七月既望、二軒亭に飲す 歌妓繁絃湧富岡 二軒茶肆各飛觴 空懸七月既望月 無復洞簫楊世昌」〈深川〉南畝集19
漢詩番号4305
⑤430文化14年
1817/07/16