Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
見世編大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔見世編〕大田南畝関係
(商家・遊郭・料亭・酒亭等)
【あ】※◯は欠字、◎は表示不能文字
店名(屋号)詞書・詩歌出典巻・頁年月日
あおやぎろう
青柳楼
「七夕、舟を泛べて青柳楼に過る
 風吹岸柳葉猶青 新月流光落晩汀 粉席粧台何処是 盈々一水隔双星」
南畝集18
漢詩番号3907
⑤318文化11年
1814/07/07
あかつたや
赤つたや
「赤つたやといへる茶屋によみてつかはしける
 青すだれ赤つたかづらくる客はおりかさなれる錦とやみん」
〈『通詩選諺解』「青簾とは中の町茶屋のすだれをいふ」①487〉
巴人集②414天明3年
1783/07/15
あきたや
秋田屋
「日光道中、上間久里村秋田屋の鰻名物也。長月廿八日森田屋より贈りけるに
 日光の旅うなぎにも江戸前もはだしになりてかみまく里村」
紅梅集②375文政2年
1819/09/28
あまのや
天野屋 (品川)
「品川のむまやちに天野屋といへるあらたなるたかどのゝ、たはれ歌よめと言葉のあやちのもとめければ
 高縄のよりくる客は品川のひろい座敷にあまる天野屋」
巴人集②410天明3年
1783/06/