詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
「初夏、日暮里に遊ぶ 雨歇郊坰外 新晴長薜蘿 山光収彩筆 風色属清和 野寺尋幽入 村園探勝過 何須愁日暮 酔臥緑陰多」 「其の二 丘墟多古意 薄暮推孤筇 誰道三河島 猶余百尺松 桑田看海変 石逕破苔封 欲識千秋事 班荊問老農」 | 南畝集5 漢詩番号0938-9 杏園詩集二 | ③322 ⑥63 | 安永10年 1781/04/ |
「日暮里 海変桑田作古丘 壑余松樹問歳舟 鳥鳴麗日春将暮 花落香茵夜不収」 【里名、三河島。一松樹有り。繋舟と名づく】 | 南畝集8 漢詩番号1597 杏園詩集三 | ④38 ⑥92 | 寛政2年 1790/02/22 |
「九月十三夜、徐徳卿と同じく郊行して日暮里に至り、月を賞す 万壑鐘声古寺傍 高雲不動望蒼茫 桑田旧変三河島 樽酒新開一草堂 白日清秋行欲暮 青天朗月出揚光 恍然飛蓋西園夕 況対鄴中徐偉長」 「又 松杉風外月 日暮里辺鐘 如此継華会 千秋不易逢」 | 南畝集8 漢詩番号1701 | ④72 | 寛政2年 1790/09/13 |
「早春郊行 筑山凝黛列双峰 墟里迢々日暮鐘 極目桑田思碧海 扁舟曾繋岸頭松 日暮里【道灌山に舟を繋ぐの松有り】」 | 南畝集16 漢詩番号2857-60 | ⑤8 | 文化3年 1806/01/04 |
「日暮里 今日不知明日暮 酔時莫問醒時路 春光九十幾分身 一々看花千万樹」 | 南畝集17 漢詩番号3253 | ⑤128 | 文化6年 1809/08/ |
「立春郊行して梅を探る。六首 其の一 散歩将窮礫水源 迎春先入五家村 去年籬落黄花後 更問寒梅満瓦盆 其の二 偶訪村園郭橐駝 柴門鎖処客車多 躊躇難問梅消息 又向蘇迷花戸過 其の三 十戸園亭隔短墻 千竿野竹帯斜陽 蚪枝盤曲移春檻 未吐臙脂萼緑香 其の四 野日荒々十畝間 行歌撃壌荷鋤還 鯨音吼晩天台寺 雁陣横空道灌山 其の五 曾聞後岳鹿呦々 今見農人闢緑疇 日暮里辺真日暮 一痕微月澹林丘【日暮里十二景に後岳の夜鹿有り】 其の六 紅日西頽緑篠池 映来金殿碧瑠璃 松間一樹梅花色 数萼纔横片雪枝」 | 南畝集17 漢詩番号3456- 3462 | ⑤188 | 文化8年 1811/01/13 |
「春のうた しら雲の上野の花をみてしよりけふもあすかに日ぐらしの里」 | 千紅万紫 | ①254 | 文化10年? 1813/03/ |