大田南畝・名所・長崎官舎


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名所編　【な】 大田南畝（四方赤良・蜀山人）の詩・狂歌　〔名所編〕 大田南畝関係
【長崎官舎】（ながさきかんしゃ）（岩原官舎）（いわはらかんしゃ）※◯は欠字、◎は表示不能文字

詞書・詩歌 出典 巻・頁 年月日

「秋雨。巌原官舎の作　木末芙蓉帯雨開　毀垣零落長莓苔　一年光景当如此　何日故園帰去来」 南畝集１４
漢詩番号2524 ④335 文化1年
1804/09/

「南軒　花閉紅靨木芙蓉　養病南軒対翠松　暗覚小陽春色近　緒風猶未変秋冬」
「起坐　起坐挑燈至五更　開軒彩翠近愈明　立山松樹東方白　厨下纔聞鑽燧声」 南畝集１４
漢詩番号2532･3 ④338 文化1年
1804/09/

「崎陽の官舎、鶏鳴を聞かず　夜永東方不易明　鎮台寒析響連営　徒聞日観峰猶在　無復天鶏報五更」
〈小川文庵宛書簡68⑲98〉 南畝集１４
漢詩番号2548 ④342 文化1年
1804/10/04

「即事　開戸疎松積翠遮　峨眉山接晧台斜　我来初染霜楓葉　一樹茶梅巳著花」
　【彦山、一名峨眉山。又晧台寺山有り】
「又　　西走連山黛色斜　大村寒色隔垣墻　峰頭一片懸斜照　宛似峨眉半面粧」 南畝集１４
漢詩番号2551･2 ④343 文化1年
1804/10/

「巌原の晩眺　冬嶺青松自不孤　暮煙生処路崎嶇　乍添一点霜楓色　恰似峨眉染口朱」 南畝集１４
漢詩番号2568 ④348 文化1年
1804/10/

「客舎作　日透丹楓葉　霜清白菊叢　前山如此好　不及故園中」 南畝集１４
漢詩番号2568 ④348 文化1年
1804/10/

「大乗院に寓居す【聖林山本蓮寺中に大乗院有り。正月十七日より移りて寓す
　一自移居寓大乗　聖林山下倚崚嶒　海内夜泊三呉舶　山市春懸万点燈」
「正月十七日巌原官舎を辞して、三月廿八日まで大乗院に移り（云々）」
〈ロシア国レザノフとの外交交渉に臨む御目付・遠山金四郎の赴任に備えて修復するため〉 南畝集１５
漢詩番号2638
瓊浦雑綴
書簡番号99 ④372
⑧561
⑲141 文化2年
1805/02/17

「客舎即事　木芙蓉老露為霜　百舌頻鳴雁不翔　帰客朝来推戸望　一枝楓葉領秋光」 南畝集１５
漢詩番号2738 ④403 文化2年
1805閏8/

詞書・詩歌	出典	巻・頁	年月日
「秋雨。巌原官舎の作　木末芙蓉帯雨開　毀垣零落長莓苔　一年光景当如此　何日故園帰去来」	南畝集１４漢詩番号2524	④335	文化1年 1804/09/
「南軒　花閉紅靨木芙蓉　養病南軒対翠松　暗覚小陽春色近　緒風猶未変秋冬」「起坐　起坐挑燈至五更　開軒彩翠近愈明　立山松樹東方白　厨下纔聞鑽燧声」	南畝集１４漢詩番号2532･3	④338	文化1年 1804/09/
「崎陽の官舎、鶏鳴を聞かず　夜永東方不易明　鎮台寒析響連営　徒聞日観峰猶在　無復天鶏報五更」〈小川文庵宛書簡68⑲98〉	南畝集１４漢詩番号2548	④342	文化1年 1804/10/04
「即事　開戸疎松積翠遮　峨眉山接晧台斜　我来初染霜楓葉　一樹茶梅巳著花」　【彦山、一名峨眉山。又晧台寺山有り】「又　　西走連山黛色斜　大村寒色隔垣墻　峰頭一片懸斜照　宛似峨眉半面粧」	南畝集１４漢詩番号2551･2	④343	文化1年 1804/10/
「巌原の晩眺　冬嶺青松自不孤　暮煙生処路崎嶇　乍添一点霜楓色　恰似峨眉染口朱」	南畝集１４漢詩番号2568	④348	文化1年 1804/10/
「客舎作　日透丹楓葉　霜清白菊叢　前山如此好　不及故園中」	南畝集１４漢詩番号2568	④348	文化1年 1804/10/
「大乗院に寓居す【聖林山本蓮寺中に大乗院有り。正月十七日より移りて寓す　一自移居寓大乗　聖林山下倚崚嶒　海内夜泊三呉舶　山市春懸万点燈」「正月十七日巌原官舎を辞して、三月廿八日まで大乗院に移り（云々）」〈ロシア国レザノフとの外交交渉に臨む御目付・遠山金四郎の赴任に備えて修復するため〉	南畝集１５漢詩番号2638 瓊浦雑綴書簡番号99	④372 ⑧561 ⑲141	文化2年 1805/02/17
「客舎即事　木芙蓉老露為霜　百舌頻鳴雁不翔　帰客朝来推戸望　一枝楓葉領秋光」	南畝集１５漢詩番号2738	④403	文化2年 1805閏8/