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交遊編 【あ】 | 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕 | 大田南畝関係 |
詞書・漢詩・狂歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
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「秋夜、安子潤に飲す 秋来無日不含杯 此遊高堂尽酔回 天上能知酒中趣 牛門月色影徘徊」 | 南畝集4 漢詩番号0557 | ③197 | 安永7年 1778/07/ |
「中秋、諸子と同じく安子潤に宴集す 詩なし | 南畝集4 漢詩番号0561・2 | ③198 | 安永7年 1778/08/15 |
「十八夜、岡順之・安子潤・子穆・滕言卿・原士立・木徳貞・甥義方と同じく高田に遊ぶ。山字を得たり 詩なし」 | 南畝集4 漢詩番号0565 | ③199 | 安永7年 1778/08/18 |
「歳暮、滕言卿と安子潤の一壷亭に宴す 君家蝋酒自如泉 疑是壷中訪謫天 但使酔郷留酔客 不随流俗惜流年 南窓樹色隠孤燈 此夕高亭対友朋 一片寸心看若個 牀頭共指玉壺氷 又、燈字を得たり 南窓樹色隠孤燈 此夕高亭対友朋 一片寸心看若個 牀頭共指玉壺氷」 | 南畝集4 漢詩番号0609-10 | ③213 | 安永7年 1778/12/ |
「冬夜、安子潤宅に子穆・懿卿と同じく賦す。韻を限る 閑庭猟猟晩風過 寒漏沈沈夜色多 秉燭同遊人所羨 樽前何処不高歌 幽居咫尺数経過 誰識寒宵興転多 庭上清霜如白雪 詩成不譲郢中歌 其の二 晋代風流不可過 君家兄弟患才多 詩情更共清談発 酔裏聊酬一放歌 其の三」 | 南畝集4 漢詩番号0581-3 | ③204 | 安永7年 1778/10/ |
「寒夜、滕言卿の邀月楼に過る。安子潤と同じく賦して、牀字を得たり 御溝流水遶金塘 雪霽城頭月満牀 更覚陽春生酔裏 新歌一曲引盃長 其の二。前字を得たり 牛門近接鳳城辺 一夜清樽酔綺筵 庾嶺坂頭梅自発 更邀寒月映楼前 【牛門の西に庾嶺坂有り】」 | 南畝集4 漢詩番号0612 0613 | ③214 | 安永7年 1778/12/ |
「春雨、安子潤の一壷亭に集ふ 出谷流鴬漸欲闌 為求良友罄交歓 樽中竹葉生春緑 窓外梅花著雨寒 方伎長伝三◯美 乾坤別入一壺寛 漆園傲吏真無頼 還欲随君見薬蘭」 | 南畝集4 漢詩番号0636 | ③222 | 安永8年 1779/02/ |
「五日前一夕、安子潤に過る 杜鵲花老石榴新 荏苒風光不待人 席上更看蒲酒色 還驚明日是佳辰 >「其の二。園字を得たり 城外風煙過雨痕 晴来涼気満林園 明朝縦有長糸繋 何似今宵対一樽」 | 南畝集4 漢詩番号0652 0653 | ③226 | 安永8年 1779/05/04 |
「夏夜、安子潤に宴し、子穆と同じく賦す 人間終日苦炎蒸 此夕高亭愛月升 更有清風当一飲 相逢沈酔酒如◎」 | 南畝集4 漢詩番号0666 | ③231 | 安永8年 1779/06/ |
「十五夜、高田に遊びて帰る。安子潤、邀へて家楼に宴す。豪韻を得たり 飛来折簡到蓬蒿 起倚楼頭興更豪 北郭雨収雲影敞 東城天霽月輪高 生前須尽三杯酒 席上誰揮五綵毫 糸管紛紛千万戸 不知秋思在吾」 | 南畝集4 漢詩番号0706 | ③244 | 安永8年 1779/08/15 |
「大膳亮好庵 安道洽 字 子潤。号 牛峡。称 大膳亮好庵」 | 月露草 | ⑱47 | 安永8年 1779/08/13-17 |
「安子潤、網を下して金ソク魚を得たり 網裏新看金鯽魚 尋常豈合在溝渠 不知何処池中物 応逐長流供夜漁」 | 南畝集4 漢詩番号0717 | ③248 | 安永8年 1779/08/ |
「十五夜、安子潤の一壷亭に集ふ 三秋杯酒此相同 歳歳佳期興未窮 城上片雲含宿雨 林端明月度遙空 仙家搗薬思蟾兎 坐客揮絃望雁鴻 遮莫清光時隠見 氷心長在一壺亭」 | 南畝集5 漢詩番号0836 | ③289 | 安永9年 1780/08/15 |
「冬夜、安子潤を訪ふ 知君今日体中佳 同病相憐慰所懐 離索秋冬看又変 三余無恙旧書斎 又 夜来風雨灑前階 秉燭聊論遺世懐 却笑人間車馬客 幾衝泥濘過官街」 | 南畝集5 漢詩番号0869 0870 | ③298 | 安永9年 1780/10/ |
「至日、吉蘭香諸子と同じく官医安子潤の一壷亭に宴す 席上清談木屑飛 一壷春酒覚寒微 何唯綵線添長日 繋得同心不遣帰」 | 南畝集5 漢詩番号0878 | ③301 | 安永9年 1780/11/26 |
「立春後の一夕、官医安子潤に宴す 白水青蘋垣一方 春風昨夜入高堂 上池不及如澠酒 分得杯中薬味香」 | 南畝集5 漢詩番号0897 | ③309 | 安永10年 1781/01/13 |
「夏日、丹子喬・中子光・楫子敬と同じく安子潤に宴す 雲散梅天過雨余 牛門大道夾溝渠 結廬未敢離人境 避俗還看簇客車 橘井泉清塵自遠 杏林風冷暑猶虚 留飲向夕忘帰路 美酒盈樽食有魚」 | 南畝集5 漢詩番号0954 | ③327 | 天明1年 1781/05/ |
「七夕、安子潤の一壷亭に過りて主人の韻を和す 牛門暮色入新秋 烏鵲翻飛碧水頭(七字空白)雨晴煙霧未全収 一壺杯酒寧辞酔」(以下二十一字分空白) | 南畝集5 漢詩番号0986 | ③337 | 天明1年 1781/07/07 |
「初冬、中子光・安子潤・滕子敬と同じく清水太傅吉川氏の別業に遊ぶ。君字を得たり (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」 | 南畝集5 漢詩番号1044 | ③357 | 天明1年 1781/10/ |
「至日、丹子喬・滕言卿と同じく安子潤に宴す 薬味杯香客満堂 葭灰気動律生陽 樽前為共梅花笑 繋得清歓一線長 城頭雲物気氛氳 病起壷中酒已醺 太史応疑星聚客 人間良会有如君」 | 南畝集5 漢詩番号1051 1052 | ③359 | 天明1年 1781/11/07 |
「秋日、牛門に安子潤に過る。池上、鷺有つて飲啄棲止す。居然として江湖上の意有り。因りて賦す 溝渠秋水遶城隅 振鷺翩翩雪片孤 飛入小池馴不去 杳然幽興似江湖」 | 南畝集6 漢詩番号1129 | ③389 | 天明2年 1782/08/ |
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