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   寺社編  大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔寺社編〕    大田南畝関係
  【く】
寺社名詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ぐほうじ
弘法寺(市川)
「弘法寺観楓 古寺青楓石磴前 風霜十月自依然 寒陰不但甘棠樹 遺愛悠悠想昔年」南畝集4
漢詩番号0749
③257安永8年
1779/10/
くまのじゅうにそう
熊野十二社(新宿)
「手水鉢の銘 此の頃十二社に游び、祠前左の方にある石の浄手鉢を見けるに、南畝の作りたる銘あり
 熊野三山 十二叢祠 洋々神徳 監於斯 大田覃」
零砕随筆一
続日本随筆四巻
④212年代未詳
くらまえはちまん
蔵前八幡(浅草)
「すまひ人谷風梶之助【与四郎】身のたけ(欠字)力つよくして、ひとたびもまくる事なし、浅草蔵前八幡の社内にて、すまひありし時、小野川久米蔵にはじめてまけたり。時に天明二年寅三月二十八日の日なり
 手練せし手をとうろうがおの川やかつと車のわつといふ声 管江
 谷風はまけた/\と小野川がかつほよりねの高ひとり沙汰 赤良」
俗耳鼓吹⑩22天明2年
1782/03/28
くろすけいなり
九郎助稲荷(吉原)
「九郎助稲荷奉納の絵馬に同じ(豊年初午の)心を
 豊年をうがのみたまの祭とて田のくろ助もゆづる君が代」〈天明5年刊『狂言鴬蛙集』所収〉
巴人集甲辰②434
②466
天明4年
1784/02/09