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   画賛編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔画賛編〕   大田南畝関係
  【ち】※実際に揮毫したかは問わない。◯は欠字、◎は表示不能文字
画題画賛出典巻・頁年月日
ちくぶじま
竹生島
「竹生島の図 何処弔湘霊 煙波澹晩汀 江中一孤嶼 自勝数峰青」
南畝集18
漢詩番号3884
⑤312文化11年
1814/03/
ちょうせんで
朝鮮で
「市川蝦十郎、加藤清正のわざおぎのゑに朝鮮で鬼とよばれし神の名を名のれや蝦の髭に及ばず」七々集②263文化12年
1815/10/
ちょうよう
重用の節句
「題重陽之図重陽の故事は聾もきくのさけ座頭にぐみの嚢なるべし」〈『古今狂歌袋』所収〉序跋等拾遺⑳54天明7年
1787/
ちょうりょう
張良
「(淵珠堂において観る)張良の図。詩仏の二句を補つて七絶を為す
 博浪沙中々副車 不逢黄石奈空疎 覃 誰知四百年天下 只在圯橋一巻書 天民」
南畝集17
漢詩番号3323
⑤148文化7年
1810/01/
ちょとう ぜんじ
猪頭 禅師(和尚)
「猪頭禅師 世の中をかるもの露とさとりてやふすゐのかしらもちありきけん」
〈「道釈画」と見た。蜆子和尚の弟子。蜆子と猪頭と対で画かれることが多いようだ〉
紅梅集②355文政1年
1818/10/
ちん
「狆に菓子をあづけたるかたかきて 加茂川の水双六の賽よりかちんが心にまかせざる菓子」放歌集②186文化9年
1812/04/
「払林狗のゑに朝夕の手がひのちんが心にもまかせものはあづけたる菓子」万紫千紅
七々集
①287
②250
文化12年
1815/08/
「けいせい、払林狗をいだく画に
 君が手にいだかれてみんおいらんがふらんすこくのいぬとなりても」
紅梅集②330文化15年
1818/03/
ちんぜいはちろう
鎮西八郎(源為朝)
「鎮西八郎の画に 八郎は弓手の長き生れにて琉球いもをたゞとりてくふ」七々集
万紫千紅
②258
①290
文化12年
1815/09/