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   絵師編 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔絵師編〕   大田南畝関係
  【ほ】※実際に揮毫したかは問わない。◯は欠字、◎は表示不能文字
絵師詞書・詩歌出典巻・頁年月日
ほうちゅう
芳中
「芳中、牽牛花を画く 朝々何所見 黒丑著花新 満籬延翠蔓 抽走入比隣」南畝集13
漢詩番号2132
④217享和2年
1802/06/
ほうぼう
蜂房
「蜂房が画をみて、口とくよみしうた賛 六郷漁翁(南畝)
芸者文をよむ  一二度の客に無心は白粉の面の皮のあつ板の帯
通人道をあゆむ 感応の一の富札両袖にあまれといのる客のふところ
傾城文をかく  色客のもえたつほどの胸の火を一筆しめし参らせ候」
玉川砂利⑨297文化6年
1809/01/12
「蜂房が画賛 六郷漁翁(南畝) 遊女
 割床のふたつ枕に三重の帯まはり女郎はとけ/\とねず
 繻子の帯島縮緬のたてぬきにむすびこめたる恋もする哉」
玉川砂利⑨297文化6年
1809/01/
「蜂房絵会ちらし
 絵の事は素人を後にし、黒人を前にすとかいへれど 同じ硯の海に摺り流す隅田川の辺、高殿の名も巴かきたる筆の軸とりて、諸人の心ゆくばかり絵かき花むすびの戯も、いつしか並木の青葉にかはる卯月のころ、四方の人/\来りつどひて給はんことをねぎたいまつるになん」
「浅草並木巴屋にて氏の会
 さしてゆくはちはみつ蜂みつ巴むらがれあそぶ蜂房の会
一簾春雨
千紅万紫
あやめ草
⑩505
①235
②72
文化7年
1810/04/
ほくば
蹄斎 北馬
「北馬のゑがける傾城の二人禿つれたるに 北馬の絵北里と対の禿筆沢山そうに見る事なかれ」あやめ草
千紅万紫
②69
①233
文化7年
1810/03/