☆ 刊年未詳
◯「子供山車 子供万度の図」「画〔森宗〕
御祭礼豊島町子供山車 子供手持ち万度 森宗画(早大「古典籍総合データベース」画像)
(出典:曲亭馬琴著 享和三年(1803)刊『蓑笠雨談』初編 巻之三「みの屋三勝が古墳並笠屋三勝が弁」)
〈森宗の子供図は「みの屋三勝が古墳並笠屋三勝が弁」に挿入されているが、記事とは関連がない。また他の諸本と見ると、
ここには「天冠狩衣大口」姿の女舞とおぼしき座像が挿入されている。早大本はここの欠損を森宗の図で繕ったものと思
われる。この子供絵の刊年は未詳〉
◯『浮世絵師伝』p115(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝宗玉 【生】 【歿】 【画系】 【作画期】明和
森野氏、彫工にして画工を兼ぬ、明和年間に出版せし小供絵など数種の作品あり、其の落款に「森宗」
としたるは、森野宗玉の略称なるべし、画風春信に似たれば、或は春信の門人ならむかと思はる〟
△『増訂浮世絵』p105(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)
〝春信の或る錦絵に蓮芝房工と記した傍に並べて、彫工森野宗玉と明記したものがある〟