Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ りょくが げきがどう 劇画堂 緑芽浮世絵師名一覧
〔未詳〕
 ※「近代書誌・近代画像データベース」(国文学研究資料館)  ☆ 明治二十年(1887)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治二十年刊)    劇雅堂緑芽画『演劇史』口絵・挿絵 劇雅堂緑芽 流鴬散史 福地復一(3月)三重県版  ☆ 明治二十二年(1889)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治二十二年刊)    緑芽画『やまと昭君』挿絵・表紙 穂庵 緑芽 紅葉山人 吉岡書籍店(8月)    ◯「双六年表」〔本HP・Top〕   「市川家十八番歌舞伎双六」「鳥居清満・国周・緑芽・島女」伊藤貞次郎 明治22年2月 ⑤⑩  ◯『都の花』2-8 金港堂(2月)(本HP「挿絵年表(明治 雑誌・シリーズ)」明治22年参照)   〝此等小説の為め挿画を引受尽力せられし絵かきの隊長連は左の通り。亦た以て此等絵ばかりを諸君が御    覧になるも我国絵画美術の一端を知らることあるべし     惺々暁斎  鮮斎永濯 渡辺省亭 松本楓湖 河辺御楯 鈴木華邨 月岡芳年     五姓田芳柳 松岡緑芽 尾形月耕 武内桂舟 後藤魚洲 小林清親〟  ☆ 昭和以降(1926)  ◯『明治のおもかげ』鴬亭金升著 山王書房・昭和二十八年(1953)刊(岩波文庫本p90)   〝劇画堂    下谷(シタヤ)の松岡緑堂画伯の子息緑芽は、芝居が好きで劇画を得意としたので、「劇画堂」と号したが、    画は道楽に描き、法学を表芸(オモテゲイ)として判事になった。五代目菊五郎が『加賀鳶(カガトビ)』の狂言    に死神を出す時、緑芽の工夫した死神の画に依(ヨ)って扮装(フンソウ)を決めた事もあり、劇道には貢献し    た〟