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☆　おたけ　こっかん　尾竹　国観浮世絵師名一覧


〔明治13年(1880)4月21日 ～ 昭和20年(1945)5月20日・65歳〕

　※「近代書誌・近代画像データベース」（国文学研究資料館）

　☆　明治三十年（1897）
　
　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治三十年刊）
　　　国観画『小倉百人一首通解』口絵　国観　渡辺又次郎　北隆館（12月）

　☆　明治三十五年（1902）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治三十五年刊）
　　　国観画
　　　『何かの種』　挿絵　尾竹国観　　渡辺敏　小林仙鶴堂（2月）
　　　『後の梁山泊』口絵・表紙　国観　奴之助　駸々堂　　（10月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉

　◯『古今名家新撰書画一覧』番付　大阪（鳥井正之助編集・出版　明治三十五年正月刊）
　　（東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース）
　　〝現今皇国各派（張出）ﾄｷﾔｳ　尾竹竹坡　ﾄｷﾔｳ　尾竹国観〟

　☆　明治三十八年（1905）
　
　◯「双六年表」〔本HP・Top〕
　　「新案征露戦局双六」尾竹国観　博文館　明治38年　⑪

　☆　明治三十九年（1906）
 
　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治三十九年刊）
　　　国観画『怪雲奇星』口絵のみ　尾竹国観　押川春浪　本郷書院（6月）
　　　〈表紙に画工名あり。挿絵なし、画像は口絵を欠く〉
　
　◯「双六年表」〔本HP・Top〕
　　　尾竹国観画
　　「戦捷記念双六」尾竹国観　博文館　　　明治39年1月　⑨　石版
　　「時好双六」　　尾竹国観　三越呉服店　明治39年　　 ⑪　石版
  
　☆　明治四十年（1907）

　◯「近代書誌・近代画像データベース」（明治四十年刊）
　　　国観画
　　　『百合子』　　　口絵・装幀　国観　草村北星　隆文館（前編　5月）
　　　〈2ﾍﾟｰｼﾞ大色摺折込口絵　後編は43年5月刊〉
　　　『小さなハート』挿絵　国観　　　　樋口蘭林　水野書店（8月）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治四十年刊）
　　　尾竹国観画『帰雁の蘆』口絵・挿絵　尾竹国観　弘道館　新渡戸稲造（12月）〈画家名は新渡戸の序文にあり〉
　
　◯「双六年表」〔本HP・Top〕
　　「小学教科双六」「国観画」巖谷小波案　博文館　明治40年1月　⑤⑩

　◯『東京勧業博覧会美術館出品図録』（「東京府篇　審美書院　明治四十年四月刊）
　　（東京勧業博覧会　3月20日～7月31日・於上野公園）
　　（国立国会図書館デジタルコレクション）
　　〝日本画之部
　　　尾竹竹坡　一指　　　　　　　尾竹国観　　てがら噺
　　　梶田半古　乳海　　　　　　　鏑木清方　　嫁ぐ人
　　　歌川国峰　男舞　　　　　　　久保田金僊　妙音天
　　　山田敬中　雪山暮色　　　　　松本楓湖　　長年奉帝
　　　寺崎広業　王摩詰　　　　　　荒井寛方　　片岡山
　　　榊原蕉園　我のたま・花の蔭　坂巻耕魚　　奥山閣
　　　桐谷洗鱗　てう／＼〟

　☆　明治四十二年（1909）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（明治四十二年刊）
　　　国観画
　　　『真田幸村』　　　口絵　国観　　　　竹香生　　隆文館（2月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大折込口絵〉
　　　『血に啼く不如帰』口絵　国観　竹坡　有本天浪　自省堂（6月）
　
　◯「双六年表」〔本HP・Top〕
　　　尾竹国観画
　　「日本十五少年双六」「国観画」　巖谷小波案　博文館　明治42年1月　⑤⑩
　　「少年世界一周双六」竹坡・国観　巖谷小波案　博文館　明治42年12月 ③　H-22-3-157

　☆　明治四十三年（1910）

　◯「近代書誌・近代画像データベース」（明治四十三年刊）
　　　国観画『フアウスト物語』口絵　国観　ゲーテ　六盟館（3月）〈2ﾍﾟｰｼﾞ大色摺折込口絵〉
　
　◯「双六年表」〔本HP・Top〕
　　「少年歴史地理双六」「国観画」巖谷小波案　博文館　明治43年12月 ⑤⑩③H-22-3-158

　☆　明治四十四年（1911）

　◯『現代全国画家録』（平田三兎編　丹青書房　明治四十四年(1911)四月刊）
　　（国立国会図書館デジタルコレクション）
　　〝梅　尾竹国観　東京　土佐派　風俗〟
　　〝潤筆価格標準（価格　原文は漢数字）
　　　　類別　　　区分　価格　　　　区分　価格
　　　　梅之部　　精　　２０円以上　疎　　１０円以上
　　　右潤筆価格ハ絹本尺五（幅壹尺五寸／丈四尺）ヲ度トシ精疎二様ノ概価ヲ表示シタ
　　　ルモノニシテ、額面屏風其他極彩色ノ密画ハ此ノ限リニアラズ〟
　　　〈本HP｢浮世絵事典｣【う】｢浮世絵師人名録　明治編｣参照〉

　☆　大正元年（1912）

　◯『大日本画家名鑑』大正二年度改正　現代之部（前田鐘次郎編　東洋画館　大正元年12月刊）
　　（国立国会図書館デジタルコレクション）
　　「一流」の部
　　〝尾竹国観　東京　下谷上根岸〟
　　「第六回文部省　美術展覧会出品画図題及画伯名　第一科　第二部」
　　〝尾竹国観　かちどき〟

　☆　大正二年（1913）

　◯「国立国会図書館デジタルコレクション」（大正二年刊）
　　　尾竹国観画『幼年絵話百番』「姊妹の卷」挿絵　国観(ほか多数)　竹貫佳水　博文館（12月）

　◯『大日本当代画伯名鑑』（田辺貞次郞編集・出版　日月社　大正二年七月刊）
　　（国立国会図書館デジタルコレクション）
　　（大正二年五月調べ　画家住所録）
　　〝国画各派　尾竹国観　東京　下谷上根岸六六〟

　☆　大正年間（1912～25）

　◯「大正書画番附」（番付　編者未詳　大正年間刊）〔番付集成　下〕
　　（三段目　東）
　　〝前頭　尾竹竹坡　尾竹国観　尾形月耕（他略）〟