☆ 明治三十年（1897）
◯『読売新聞』明治30年1月23日記事）
（小林文七主催「浮世絵歴史展覧会」1月18日-2月10日）
〝浮世絵歴史展覧会（三）巨浪生の記事
師秀が「帳中小酌図」は師が帳中宴楽図と意匠を同(おなじ)ふせり〟〈師は師宣〉
◯『浮世絵備考』（梅山塵山編・東陽堂・明治三十一年(1898)刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）（21/103ｺﾏ）
〝菱川師秀【元禄元～十六年 1688-1703】師宣の門弟なるべし、其の伝詳ならず〟
◯『菱川師宣画譜』（宮武外骨編 雅俗文庫 明治四十二年(1909)七月刊）
（『浮世絵鑑』第一巻所収・国立国会図書館デジタルコレクション）
△は他書の引用文 〔～〕は引用元
菱川師秀（44/50ｺﾏ）
〝△師宜の門人なり 画風は似たれども筆劣り〔浮世絵師系伝〕
◯『浮世絵師伝』p200（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝師秀
【生】 【歿】 【画系】師宣門人か 【作画期】元禄
菱川氏、元禄風の肉筆美人画あり〟