※〔漆山年表〕：『日本木版挿絵本年代順目録』
☆ 明和五年（1768）
◯「絵本年表」〔漆山年表〕（明和五年刊）
柳原源次郎画『絵本武者録』三巻 柳原源次郎画（蔀関月）河内屋喜兵衛板
☆ 明和七年（1770）
◯「絵本年表」〔漆山年表〕（明和七年刊）
柳原源次郎画
『絵本深山猿』二巻 柳原源次郎作【作者/絵師】千種屋源二郎 千種屋新右衛門板
『増補国見山』五巻 作者柳原源次郎（蔀関月）千種屋新右衛門板
（『絵本国見山』と『絵本深山猿』の二部を一部となし改題せしもの）
◯「日本古典籍総合目録」（明和七年刊）
◇絵本
柳原源次郎画『絵本国見山』五冊 雪蕉斎（寺井重房）柳原源次郎（蔀関月）画
☆ 明和八年（1771）
◯「絵本年表」〔漆山年表〕（明和八年刊）
柳原源次郎画『絵本倭詩経』三巻 浪華画工柳屋源次郎〔青莪堂〕岡田三郎右衛門板
☆ 安永元年（1772）
◯『浮世絵』22号(大正6年刊) 井上和雄著「蔀関月は書肆歟(上)」
柳原源二郎画『女児宝』三切本 一冊 安永元年刊
☆ 安永四年（1775）
◯『浮世絵』22号(大正6年刊) 井上和雄著「蔀関月は書肆歟(上)」
柳原源二郎画『口上律』小本 一冊 安永四年刊
☆ 天明二年（1782）
◯「国書データベース」（天明二年刊）
柳原源次郎画『女訓』柳原源次郎(蔀関月)画〈往来物〉
☆ 没後資料
☆ 天保四年（1833）
◯「日本古典籍総合目録」（天保四年刊）
◇和歌
柳原源次郎画『万家百人一首』一冊 柳原源次郎画
☆ 昭和以降
◯『浮世絵師伝』p67（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝源二郎
【生】 【歿】 【画系】 【作画期】
柳原氏、蔀関月の前名。（関月の條参照）〟
◯『浮世絵年表』（漆山天童著・昭和九年(1934)刊）
◇「明和五年 戊子」(1768) ｐ123
〝正月、柳原源次郎の『絵本武者録』出版〟
〈柳原源次郎は蔀関月の別称〉
◇「明和七年 庚寅」(1770) ｐ124
〝正月、柳原源次郎の『絵本深山猿』『増補国見山』出版〟
◇「明和八年 辛卯」(1771) ｐ126
〝正月、柳原源次郎の画ける『絵本倭詩経』出版〟
◯「日本古典籍総合目録」（国文学研究資料館）
〔柳原源次郎名の版本のみ〕
作品数：６点
画号他：柳原・源次郎・柳原源次郎
分 類：絵本４・和歌（百人一首）１・教訓１
成立年：明和５・７～８年（４点）
天明２年 （１点）
天保４年 （１点）
〈絵本４点はすべて明和年間(1764～1772)。天明二年(1782)は『女訓』という往来物。天保四年(1833)は『万家百人
一首』。関月の歿年は寛政九年(1797)〉