Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ ひでかた みずの 水野 秀方浮世絵師名一覧
〔明治8年(1875) ~ 昭和19年(1944)・70歳〕
 ☆ 明治四十二年(1909)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治四十二年刊)    秀方画『島の少女』口絵・挿絵・表紙 米光関月 秀方女 金港堂(8月)    ◯「双六年表」〔本HP・Top〕   「新撰名媛双六」水野秀方 女学世界 明治42年 ⑪  ☆ 明治四十四年(1911)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(明治四十四年刊)    秀方画『婦人美譚』挿絵 水野秀方 松浦政泰編 精美堂(上巻 7月)〈下巻未見〉  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治四十四年刊)    秀方画『幼年絵話百番』竹貫佳水 博文館〈挿絵はほか多数。本HP「口絵年表」明治44年参照〉     「花子の巻」挿絵 秀方女(11月) 「三郞の巻」挿絵 秀方女(12月)  ☆ 大正二年(1913)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(大正二年刊)     秀方画    『幼年絵話百番』「姊妹の卷」表紙 岡野栄・扉 挿絵 秀方(ほか多数) 竹貫佳水 博文館(12月)  ◯『大日本当代画伯名鑑』(田辺貞次郞編集・出版 日月社 大正二年七月刊)   (大正二年五月調べ 画家住所録)(国立国会図書館デジタルコレクション)   〝閨秀各派 水野秀方 東京 天王寺町三六〟   ☆ 大正五年(1916)  ◯『【大正五年度/現代日本画】帝国絵画番附』番付(編集者・出版元記載なし 大正五年刊)   (東京文化財研究所「明治大正期書画家番付データベース」)    ※「優秀画家は日本画家六千余名中より六百名を選抜せるものなり。      文展作家は文部省の美術展覧会に出品せる経歴あるものなり     【 】は流派にして( )は長所なり 氏名の上にあるは閨秀画家なり」     (長所)の「山」は山水、「人」人物、「花」は花鳥   〝優秀画家(第一段)   水野秀方 【浮世】(人物) 下谷(ママ)谷中天王寺町三六〟    〈本HP「浮世絵事典・う・浮世絵師番付」の項参照〉    ◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)   (国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)   〝秀方 水野年方の妻かね、明治八年生、東京〟    ☆ 大正年間(1912~25)  ◯「大正書画番附」(番付 編者未詳 大正年間刊)〔番付集成 下〕   (五段目 東)   〝横綱 上村松園 大関 跡見玉枝 関脇 栗原玉葉 小結 鈴木けん子    前頭 歌川若菜 水野秀方 椎塚蕉華(他略)〟〈女性画家〉  ◯『浮世絵師伝』p155(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝秀方    【生】  【歿】  【画系】年方門人  【作画期】明治    市川氏、後ち師年方の妻となりて水野秀方と称す〟    ◯「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』p91(樋口弘著・昭和37年改訂増補版)   〝秀方(ひでかた)    市川氏、年方の女弟子。のちにその妻となり水野秀方となつた。美人画を描く。昭和十九年、七十才で    歿した〟