☆ 文化八年(1811)
◯「国書データベース」(文化八年刊)
恋川春政画
『朝顔日記』読本「画工 江戸 北川春政」馬田柳浪作
遺話 浪速 故人 芝屋芝◎ 補著 柳浪 補闕 蘆国
文化八年辛未孟夏書林 江戸 西村源六 大坂 塩屋長兵衛他板
◯『浮世絵師伝』p152(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)
〝春政
【生】 【歿】 【画系】 【作画期】享和~文化
恋川氏、読み本の挿絵を描けり、また歌麿風の肉筆美人画あり〟
△『増訂浮世絵』p165(藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊)
〝春政
歌麿風の美人画がある。恋川といひ、読本の挿絵を画いてゐる。享和文化頃の人、春町の影響をうけた
ものであらう〟
◯『今西コレクション名品展Ⅲ 肉筆浮世絵』熊本県立美術館 平成三年刊
31「懐紙を持つ芸妓図」紙本着色 落款「春政筆」
解説〝春政は、画姓を恋川・北川、号を晩器とも称した享和から文化頃の画家で、石燕系の二代恋川春
町(二代歌麿)の弟子といわれる〟
◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)
収録なし
〈『原色浮世絵大百科事典』第二巻「浮世絵師」には北川春政とも称すとあるので、北川名の作品を「日本古典籍総合目
録」から示しておく〉
◯「日本古典籍総合目録」(国文学研究資料館)
作品数:1
画号他:北川春政
分 類:読本1
成立年:文化8年
〈一点は『朝顔日記』(雨香園柳浪作)〉