Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ えんし 燕子浮世絵師名一覧
〔未詳〕
 ☆ 天明七年(1787)    ◯「絵暦年表」(本HP・Top)(天明七年)   ③「燕子画」(図様不明 門付け?)2-43/70    「こんなつまらぬ◎んやらさノサ 小字斎」〈大小表示不明〉   ③「燕子画」(息子と娘の相合い傘図)2-65/70     賛なし 〈大小表示不明〉  ◯『浮世絵師伝』p23(井上和雄著・昭和六年(1931)刊)   〝燕子    【生】  【没】  【画系】石燕門人  【作画期】宝暦─天明    赤本『浮世めいたい記』あり、又、天明七年の絵暦(秘戯画)に此名あり〟    ◯『赤本黒本青本書誌』「赤本以前之部」p263(木村八重子著・平成二十一年(2009)刊)   〝『浮世絵師伝』の「燕子」の項に「赤本『浮世めいたい記』あり。」と記録があるが、後述のように柱    題のない第三番目の作品のみが「燕子」の絵〟    〈後述とは「めいたい記」の書誌をいう。赤本「めいたい記」は柱題「めいたい」「をくに」「なし」という三種類の     零葉五丁を一冊にまとめたもので、燕子の挿絵は「なし」のみにあるとする。上記井上和雄著『浮世絵師伝』は燕子     の作画期を宝暦~天明とするが、『赤本黒本青本書誌』「赤本以前之部」の「行成表紙本・赤小本・雛本・赤本 仮     年表」は合綴本「めいたい記」全体を元禄頃の刊行とする〉