☆ 文化十二年（1815）
◯「引札」（文化十二年三月十日開催・国立歴史民族博物館所蔵・歴史系総合誌「歴博」第190号所収）
〝鳥文斎栄之六十寿筵 書画会
来三月十日 於両国尾上町柏屋吉兵衛方 晴雨共相催候間 御光駕奉希上候
当日名家／席上揮毫 催主 栄玉／栄尚 補助 栄月／栄寿
二月〟
☆ 没後資料
◯『浮世絵』第七号 （酒井庄吉編 浮世絵社 大正四年(1915)十一月刊）
（国立国会図書館デジタルコレクション）
〝版画落款集(六)
「鳥囀斎栄寿画」（印「宝」）〟
◯『浮世絵師人名辞書』（桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊）
（国立国会図書館・近代デジタルライブラリー）
〝栄寿 栄之門人歟、鳥囀斎と号す〟
◯『浮世絵師伝』p19（井上和雄著・昭和六年(1931)刊）
〝栄寿
【生】 【歿】 【画系】栄之門人 【作画期】寛政
鳥囀斎と号す、また栄寿斎とも云へり、錦絵美人画あり〟
△『増訂浮世絵』ｐ171（藤懸静也著・雄山閣・昭和二十一年(1946)刊）
〝栄寿
鳥囀斎と号す。そう秀でたものではない〟