Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ あしつき(ろげつ) なかがわ 中川 芦月浮世絵師名一覧
〔 ~ 大正13年(1924)・66歳〕
 〈蘆月を「あしつき」と読む根拠は明治25年と同26年の版本書誌を参照のこと〉  ☆ 明治十五年(1882)  ◯『改正絵画出品目録』(農商務省編 国文社第一支店 明治十五年十月刊)   (内国絵画共進会(第一回)10月1日~11月20日 上野公園)   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝第五区(円山・四條派等)    中川広松 円山派 号蘆月 鯉魚・太真王夫人  ☆ 明治十七年(1884)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十七年刊)    中川芦月画    『絵本太閤記』口絵・挿絵 中川蘆月 貞信 岡田玉山 西野駒太郎(1-7編 4月)     〈原本は寛政9-享和2刊。竹内確斎作・岡田玉山画〉  ☆ 明治十九年(1886)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治十九年刊)    中川芦月画    『絵本太閤記』口絵・挿絵 中川蘆月 貞信 芳春 広◎ 芳洲 樋口文治郎 赤志忠雅堂(12月)(真書実伝)     『岩見英雄録』口絵・挿絵 中川蘆月 乾坤亭東涯 前川善兵衛他(6編1-7 10月 7編1-8 12月)  ☆ 明治二十年(1887)    ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十年刊)    芦月画    『真書実伝絵本太閤記』口絵・挿絵 蘆月 編者不詳 駸々堂(3月)    『名誉絵本太閤記』  口絵 中川蘆月 貞信 樋口文治郎 赤志忠雅堂(5月)               挿絵 蘆月 貞信 広信 芳春 芳洲  ☆ 明治二十二年(1889)  ◯『古今名家新撰書画一覧』番付 大阪(吉川重俊編集・出版 明治二十二年二月刊)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)   ※( )はグループの左右筆頭   〝和画諸流    (東京 月岡芳年)大阪 中川蘆月 大阪 藤原信一 東京 歌川国松 東京 河辺暁斎     サカイ  中井芳瀧 東京 小林清親 大阪 若林長栄 東京 柴田是真(東京 尾形月耕)〟  ☆ 明治二十三年(1890)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十三年刊)    芦月画    『解やらぬ下関水』口絵 蘆月・挿絵 哥川国松 曽呂利新左衛門 駸々堂 (3月)    『絵本太閤記』  口絵・挿絵 中川蘆月 貞信 藤谷暢吾    岡本仙助(3月)(古今実録)    『三賢明智伝』  挿絵 蘆月 信一 年信 ◎ 玉田玉秀斎   駸々堂 (10月)〈◎は「鳳洲」?〉  ☆ 明治二十四年(1891)   ◯『古今博識一覧』番付 大坂(樋口正三朗編集・出版 明治二十四年六月)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)    方今現存画人円山派人名一覧     円山派 大阪 久保田桃水  中川芦月〟  ◯『現在今世名家書画一覧』番付 大阪(樋口正三朗編集・出版 明治二十四年十二月刊)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)   〝各派席位混淆〔一段目〕    大坂 中川芦月  東京 久保田米仙(他略)〟  ☆ 明治二十五年(1892)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十五年刊)    芦月画    『三種の色』明文館(2月)     「貞女鑑」  挿絵 信一 蘆月 米巒笑史     「利生の辻占」挿絵(上巻) 蘆月 奥村柾兮       『四君子』「厚化粧」 挿絵 蘆月 仰天子   明文館(2月)    『梅若礼三郎』 挿絵 蘆月 信一 翁家さん馬 明文館(6月)    『開化の魁』  挿絵 信一 蘆月「あしつき」印・表紙 未詳 三遊亭円寿 飯井万助(6月)    『四季の花』「美術息子」挿絵 中川芦月    ・表紙 未詳 槙野半酔  明文館 (6月)(新小説)  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(国文学研究資料館・明治二十五年刊)    芦月画    『かひよせ』「うらおもて」挿絵「明治壬辰一月試筆 蘆月中川廣」宇田川文海 岡島真七(4月)(小説叢書 三籠)    〈壬辰は25年。廣(広)は本名か〉    『かひよせ』「須磨良雄」 挿絵「壬辰之花朝蘆月写」宇田川文海 岡島真七(5月)(小説叢書 四籠)    『かひよせ』「白蓮華」  挿絵 蘆月       宇田川文海 岡島真七(5月)(小説叢書 五籠)  ◯『古今名家新撰書画一覧』番付 大阪(鳥井正之助編 中島徳兵衛出版 明治二十五年二月刊)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)   〝現今皇国諸派     東京 久保田米仙 大坂 中川芦月 ヨコハマ 久保田桃水 西京 久保田金仙 西京 川北霞峯〟  ☆ 明治二十六年(1893)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十六年刊)    芦月画    『肥後駒下駄』  口絵「あしつき」印 松月堂呑玉 駸々堂(3月)    『新撰発句拾万集』表紙のみ 蘆月   大淵渉   駸々堂(上下11月)    ◯『浮世絵師便覧』p204(飯島半十郎(虚心)著・明治二十六年刊)   〝蘆月(ゲツ)    大坂の人、中川氏、◯明治〟    〈蘆月は【ろ】の項目に入っているから「ロゲツ」と読むほかない。しかし上掲明治25・26年の版本には     「あしつき」の印が使われている〉  ☆ 明治二十七年(1894)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治二十七年刊)    芦月画    『袖時雨』 口絵・表紙 蘆月    尾崎紅葉  駸々堂(2月)〈2ページ大折込口絵〉    『木食上人』口絵 年恒 蘆月 年信 石川一口  駸々堂(上 3月)    『傾城瀬川』口絵・表紙 蘆月    石川一口  駸々堂(3月)〈2ページ大折込口絵〉    『浪華の栞』口絵 蘆月・挿絵 未詳 太田源太郎編・出版(12月)  ◯『本朝古今書画名家詳伝』大阪版(筧有隣著 大谷仁兵衛 明治二十七年二月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝蘆月 中川氏 通称寅松 大阪府〟  ☆ 明治二十八年(1895)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治年二十八刊)    蘆月画『麦わら笛』口絵・表紙 蘆月 漣山人 駸々堂(8月)〈2ページ大折込口絵〉  ◯「近代書誌・近代画像データベース」(国文学研究資料館・明治二十八年刊)    蘆月画『浪速の栞』口絵 蘆月・挿絵(写真) 太田源太郎 本林丁子堂(12月)〈2ページ大折込口絵〉   ☆ 明治三十年(1897)  ◯『くされ縁』巻末広告 駸々堂 大阪 明治三十年十月刊   (近代書誌・近代画像データベース)〈作品未見。口絵・挿絵・表紙の区別不明。作者名と書名のみあげる〉   中川蘆月画『水戸黄門巡遊記』玉田玉芳斎  ☆ 明治三十一年(1898)  ◯『浮世絵備考』(梅本塵山編 東陽堂 明治三十一年六月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)(94/103コマ)   〝中川蘆月 歌川広貞【明治元年~三十年 1868-1898】    以上二人、大阪の人〟  ☆ 明治三十四年(1901)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治三十四年刊)    葦月画『二勇婦』挿絵・表紙 葦月 恒房 ラマルチヌ 北谷岩吉(7月)  ☆ 明治三十五年(1902)  ◯『古今名家新撰書画一覧』番付 大阪(鳥井正之助編集・出版 明治三十五年正月刊)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)   〝現今皇国各派 大サカ 中川芦月〟  ☆ 明治三十六年(1903)  ◯「国立国会図書館デジタルコレクション」(明治三十六年刊)    蘆月画『柳生三厳漫遊記』口絵・表紙 蘆月 神田伯竜 柏原奎文堂(11月)〈2ページ大折込口絵〉  ☆ 明治四十四年(1911)  ◯『現代全国画家録』(平田三兎編 丹青書房 明治四十四年四月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)   〝桜 中川蘆月  大阪 浮世派 風俗〟   〝潤筆価格標準(価格 原文は漢数字)     類別   区分 価格    区分 価格     桜之部  精  15円以上 疎  8円以上    右潤筆価格ハ絹本尺五(幅壹尺五寸/丈四尺)ヲ度トシ精疎二様ノ概価ヲ表示シタ    ルモノニシテ、額面屏風其他極彩色ノ密画ハ此ノ限リニアラズ〟    〈本HP「浮世絵事典」【う】「浮世絵師人名録 明治編」参照〉  ☆ 大正元年(1912)  ◯『大日本画家名鑑』大正二年度改正 現代之部(前田鐘次郎編 東洋画館 大正元年12月刊)   (国立国会図書館デジタルコレクション)   「有功老大家」   〝尾形月耕  東京々橋築地貳   中川芦月  大阪市安堂寺一丁目〟  ☆ 大正二年(1913)  ◯『大日本絵画著名大見立』番付 名古屋(仙田半助編集・出版 大正二年十一月刊)   (東京文化財研究所・明治大正期書画家番付データベース)   〝頭取  中川芦月 大阪南区常盤通リ