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祝日と振替休日の日付セルを塗りつぶしたい

 

祝日と振替休日の日付一覧を用意すれば、それとの照合で条件付き書式による塗りつぶしを行えます

この場合の条件式には、COUNTIF関数を使います。

COUNTIFは、指定したセル範囲の中から、検索条件に一致するセルの個数を返します。

このCOUNTIF関数は、次のような書式で使います。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

「範囲」には、検索対象となるセル範囲を指定します。あらかじめ適当な名前を付けておけば、その名前で指定できます。

「検索条件」には、文字列や数値、またはそれらが入力されているセル番地を指定します。

「範囲」として祝日と振替休日の日付一覧を、「検索条件」として日付セルを指定します。すると、日付セルが祝日や振替休日である場合にだけ1が返ってきます。1は真を意味する値なので、そのまま条件付き書式の条件式として使用できます。

Excel 2016/2013

 

@祝日と振替休日の日付一覧を用意し、そのセル範囲に「祝日」という名前をつけておきます

セル範囲を選択してから、「名前ボックス」に適当な名前を入力すると、その名前でセル範囲を指定できるようになります。

 

 

A色分けしたい日付のセル範囲を選択してから、「ホーム」タブの「条件付き書式」→「新しいルール」を実行します

B「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式欄に「=countif(祝日,」と入力します

手順@で、祝日と振替休日の日付一覧に「祝日」という名前をつけているので、「祝日」と入力することでそのセル範囲を指定したことになります。

C選択中のセル範囲の始点セルをクリックで指定します

DF4キーを2度押して、列のみの絶対指定に変えます

E数式欄に閉じ括弧を追加して、条件式を完成します

続けて、条件式に合致する場合の塗りつぶし色を、「書式」ボタンで指定します。

F「OK」をクリックすると、祝日や振替休日の日付が指定色で塗りつぶされます

土曜日や日曜日はフォントの色で区別しているので、その日が祝日や振替休日であっても、両方の書式が適用されます。

 

デル株式会社

 

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