正直なことを申し上げると、
今日観てきたばかりのジェイ・ギャツビーのことで頭が埋まりかけてます(^ ^;;。
でもこの先、ジェイのことだけで頭がいっぱいになってしまうことが
予想されるため、
それより前に土曜日の感動を書き留めておかなければなりません。
自分のために。
もしかしたらところどころジェイに邪魔されてしまうかもしれませんが、
そのときはしょうがないなあと許してやってください。
…とエクスキューズを入れてみたところで、
行ってみましょうか、オサちゃん(春野寿美礼)の
復活(byオサちゃん>イエスか?(爆))後ファーストコンサート☆
オサちゃんが舞台に復帰するという話を聞いたとき、
実は最初に思ったのは「思ってたより早かった」ということでした(^ ^;;。
なぜならオサちゃんは宝塚を辞めるときに
本当に舞台そのものに別れを告げていたからです。
男役・春野寿美礼という存在を封印するかのごとく、
「これからはひとりの小さな人間を自覚する」と話していたし、
私が感動したその想いは
今回のパンフや公演を観ていても決して嘘じゃなかった。
けれど、ということですよね。
そうやって「一人の人間」としての自分を見つめ直したときに
何をしたいか…歌を伝えたい、と思った。
それが退団翌月の08年1月だった、というあたりが
オサちゃんの、逆に飾らない、正直な生き方そのものを表していると
思ったりもしつつ(笑)。
そうしてファンの皆さまにはイベントなどもあったあとでの
今回のコンサート。
どんなオサちゃんが観られるのか、楽しみに行ってきました(*^ ^*)。
一番思ったのは、「変わらないな」ということ☆
私の好きな、ちょっと天然入った(褒め言葉!)オサちゃんのままでした。
とはいえ、姿形はやっぱり男役ではないのだけどね。
初っぱな、ライトを浴びたオサちゃんを観て、
「お化粧が濃い…」と思ったのは私だけでしょうか(爆)。
私はどちらかというと、パンフの最初のほうにあるような
「素」のオサちゃんな感じで出てくるかと思ったので、
実はちょっとびっくりしてしまいました(^ ^;;。
黄色い肩を出したドレスを来てたときも、
「ノー! そんなにオサちゃん、細かったのね!」と
肩のラインに釘付けになってしまったり(^ ^;;。
でも、宝塚メドレーで男役らしくするために
伸ばしかけた髪を後ろでまとめた姿とか、
途中の鬘なのかな、まっすぐ髪とか、素敵だったです☆
とくに印象に残っているのは、
でもゴメンね、やっぱり宝塚時代の曲、になってしまうのは仕方ないかな。
まず一つ、
これは別にオサちゃんが歌った訳じゃなくて
しかも英語で歌っていたりしたのでまったく別の曲ではあるのだけど、
瀬奈サンが『 レ・ビジュー・ブリアン』で歌った
「Feeling Good」を歌っていたりして、
それがとても素敵だったの。
頭の中で瀬奈サンに踊らせながら聴きました(爆)。
そして、何より
「♪ボンソワール マルセイユ…」とオサちゃんが一言つぶやいたのと同時に、
私の涙腺は緩みました。
宝塚メドレーの最初は、これ、なのね。
宝塚を「♪アデュー」と去っていったオサちゃんは、
また「♪ボンソワール」と戻ってくる。
しかも「♪お前を忘れた日など一日もない」だったっけ、
そんな言葉で。
私でこんなだったんだから、ファンの皆さんに至っては
どんなに号泣されたことでしょう(*T_T*)。
その後も、「冬物語」「花がさね恋がさね」(『野風の笛』)
「恋の歌」(『あかねさす紫の歌』)、
「プロローグ」(『サザンクロス・レビュー』)、
「永遠のボレロ」(『アプローズ・タカラヅカ』)など
あさこファンの私にとっても、とても懐かしく思い出される曲が多々。
やっぱり歌って、その時代を思い起こさせる力がありますよね。
ふと、前日に来たあさこちゃんが
どんな想いで聴いていただろうと想像しました(*T_T*)。
個人的に残念だったのは、
「これを歌うよ」という話を聞いてとても楽しみにしていた
「我が心のアランフェス」。
ラストの台詞「アランフェス…!」という低音が本当に大好きだったのに、
その前で誰かが拍手を入れてしまい、
そこから広がった拍手に邪魔されてしっかり聴けなかったの!
ノー! ひどいよ!!!
拍手入れるところ間違ってるよ!!!
あ、あと個人的にツボだったのは
宝塚メドレーの2曲目を紹介するときにオサちゃんが
「初舞台がベルばらでした。それから15年後、
私はアンドレになってオスカルを抱いていました」と説明したこと☆
一気に、あのオサドレのオリジナリティを思い出し、
とても幸せな気持ちになりました☆
いや、ナマで観られなかったのが本当に残念。
そのほかの曲も、どこかで聴いたことある曲もたくさんありつつ、
オサちゃんが楽しそうに踊っている姿に微笑みつつ、
でも何より、本当にいいなあと思うのは、
ファンの皆さんへ愛を伝えるのを物怖じしないこと(*T_T*)。
いや、誰かと比べる訳じゃないけれど(爆)、
これだけまっすぐにファンへの想いを精一杯伝えようとするのは
本当に心打たれます。
ファンの皆さんは「口だけですよ」と謙遜したりもしてますが、
いやいやそんなことはないですよ(*^ ^*)。
そしてそれがあるなら、ファンの皆さんは
ずっと…もう、卒業もない世界で、ずっとついていけますね☆
来年には主演舞台も控え、ますます輝くであろうオサちゃん。
本質的なオサちゃんの天真爛漫な優しさが変わらないことを祈りつつ、
私もよこっちょから応援したいと思います(*^ ^*)
fin
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