そうだった。そうだったよ。
…今、2年前に観た『月の子』初演のレポを読み返したのですが、
ああそうだった、といろいろ思い出しました。
うーん、レポっていいね(笑)。
そんなわけでストーリーは前回のレポを読んで下さい(笑)。
基本的には同じだから。
いろいろ違っていたのは、キャストや演出その他。
一番大きな違いは、やっぱり及川(健)くんがジミーだけでなく
ベンジャミンも演ったことでしょう! よかった!!(*^ ^*)
やっぱりジミーとベンジャミン、基本的に同じ人なんだし、
同じ役者さんが演るのでないと違和感があったものね。
舞台上と言うことで前回同様、
漫画原作みたいに床まで届くようなうねる金髪は
腰の辺りまでになってましたが、
でもその髪をひるがえして走り去る及川くんがスウィートでした☆
その他も、前回私が「う〜ん?(^ ^;;」と思っていたところが、
ことごとく変わっていました。
お母さん人魚たちはいなくなってたし(爆)、
やけにインパクトのあった宇宙飛行士たちもいなくなってた。
そのぶんアートのダンス仲間が出てくることで
アートの期待され度が高まってたように感じたな(*^ ^*)。
ワタシ的に残念だったのは、前回私のツボだったはりぼての魚が
見事なCGになっていたこと(笑)。
その他もイメージ画像やスライドが多用されたり、
全体的にお金のかかった(笑)舞台装置になってました。
ライフ、大きくなったねえ…(感涙)。
帰り際には「黒豆ココア」まで配っちゃってるのよ?
明日の朝ご飯にさせていただくよ。うーん、すごい。
本当に全体的にスタイリッシュな、
でも分かりやすい舞台になっていましたね。
えーと、その他のキャストについて。
ライフのトップ様・笠原(浩夫)さんは前と同じギル・オウエン。
演出が上手くて
ティルトの奥田(努)くんと同一(というか)人物だという印象が
とても強く持てたので、
前回よりも単なる悪役ではなくティルトの苦しさだとかが
伝わってきて素敵でした(*^ ^*)。
ていうか、やっぱカッコイイね。一番スーツが似合うね。
アートは姜(暢雄)くん。
前回観た岩崎(大)くんの髪型までそっくりだったアート像が
私の中にあったので、最初はちょっと違和感を覚えてしまいました。
でも彼もかなり上手くなったよね!
どうしても叫んだときに声が割れてしまうのはもったいないのですが、
でもお芝居が進むにつれ、その感情の表し方が
とても共感できる感じになってきて。
とくにクライマックスの「お前がいれば、それでいい」という台詞は
声音も表情も、きゅーんとさせました(*^ ^*)。
ショナも前回と同じ曽世(海児)さん。
なあんか、漫画のショナより好きかも(笑)。
漫画では「結局こいつが優柔不断なのがいけないんだ〜」と思って
好きではないのですが、もうちょっといい人。
ラストのチェルノブイリは涙がほろり。
セツの山本芳樹くん。
あれ〜? 前にも彼が白いタキシード着てたような気がしたんだけど、
気のせいだったのかな〜。
ちょっとなよなよしすぎちゃってみえたのが、
ワタシ的にはちょっと難(^ ^;;。
びっくりしたのがティルトの奥田くん。
上手かった! こんな役がこんなに似合うなんて!
思ってたより背も高かったのね。
そんなこんなで長いお芝居を楽しんだのですが、
パンフレットを見ると地方公演もあるのね。
本当に大きくなってきたなあ。すごいなあ。
…むむ? 地方公演では、笠原ギルに及川ジミーに岩崎アート?
東京ではそのキャストは演らないじゃないっすか。
観たい!! (笑)
fin
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