D-6MY2は6本全て配線されているが、どうにも動作が変。
無線機(FTM-6000)の配線がどうなっているのか調べようと思ったがデータが見つからなかった。
昔の8ピンのメタルコネクターのデータとか少し前の機種のは有るのだが...
調べた結果はアドニス側は公開されているので、それを基に導通で確認した結果。
アース、マイク、PTT、アースの4本はD-6MYもD-6MY2も同じ。(1~4)
D-6MYのアドニス側3ピン(PTTは抵抗が入っており、カラーコードは5色だが赤、黄、白?、赤、茶?)
金属皮膜抵抗と思われるが249? 、乗数が赤で2とすると100倍で24.9Kオーム??。
デジタルのテスターで測ると24.4Kオームくらいか? (正確なテスターじゃないので何とも言えないが)
5番目、最後の誤差のカラーコードが茶だとするとプラスマイナス1パーセントになる計算だが...
(D-6MY2は未確認)
アドニスの1ピンから4ピンはD-6MYと同じ結線、5ピンが緑(UPのわけ)でモジュラーの5ピン(抵抗有り)、6ピンが白モジュラーの6ピン(DOWNのわけ、抵抗有り)、1ピンと4ピン間はアースで共通と思われる。(網線)
アドニスの7ピン(UP/DOWNのコモン)はアースに接続のもよう、8ピンは灰のDC給電でモジュラーの4ピンに接続。
5ピンと6ピン間は抵抗が有るものの、導通状態。つまりUP/DOWNとしては機能しない?
5ピンのUPと6ピンのDOWNが怪しそう。(抵抗が噛まして有る? D-6MYもコネクター部分を見たら抵抗が入っている)

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D-6MY
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D-6MY2
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D-6MY2ではUP/DOWNを操作すると意図しない動作になるためUP/DOWNの機能は諦めてD-6MYに戻した。
その後、知り合いから聞いた話ではコントローラー部のup/downのスイッチに問題が有りそうとのこと。
接触抵抗が変わると抵抗値で制御しているので誤作動する可能性が有ると言われた。
過去にマイクがダメになってマイクだけ交換した記憶が有ったのでコントローラー部を探し出したら、パッケージはFX-6なのにコントローラーはFX-5...
マイクだけ取り替えたつもりでいたが、一式交換していたみたい。
1月3日、とりあえずコントローラーを交換して試したら誤作動はしなくなった。
(完璧ではないが、誤作動は減った)
まさか、こんな所に原因が有るとは思わないので変換コードを疑ってしまった。
(D-6MYは相変わらずPTT動作だが..)
1月4日、アドニスのサービスに訊いたら、やはりUP/DOWNのスイッチの劣化で抵抗値が変わって誤作動の可能性が高いとのこと。
買い換えるよりは安いだろうと思って修理を依頼した。
2023年の1月4日に宅配便でメーカーのサービスに送り、1月30日に修理が完了したので代金引き換えで送り返すと電話があった。
2月1日に届き、内訳は修理工賃が2,200円。(UP/DOWNのスイッチ二個で270円)、梱包手数料が1250円、消費税が345円で合計3,975円。
UP/DOWNのスイッチの接触不良が原因だったとのこと。
2月3日に今まで付いていたコントローラーと付け替えて試したが今度は連続して操作してもキチンとUP/DOWNが出来るようになった。