駒ヶ岳農場


ビニールハウスのイチゴ


4月の始めに根雪は融けました。中頃からウグイスが鳴き始め、5月の初め頃からようやく芽吹きが始まりました。ようやく春到来と言うところです。普通ビニールハウスのビニールは秋に取り去り、春になるとまたかけ直すのですがイチゴを定植していましたのでビニールを貼ったまま丸太の支柱を3本立てて雪をしのぎました。ビニールハウスの中は昨年の暮れに植えた春菊と小松菜の残りが菜の花になっています。ハウス内に定植したイチゴは一株だけ肥料やけを起こしたらしく枯れてしまいましたが、その他の31株は元気よく花を咲かせ始めました。まだ、世の中には受粉を助けてくれる虫がいませんのでせっせと刷毛で人工授粉させました。その結果、5月10日頃から少しづつ色づき始めています。手前には植えたばかりのトマトです。右下は露地畑のイチゴです。ハウス内と外ではこれだけの差があります。

農場用機械


昨年こちらに来たばかりのときはシャベルとネコ車と人力だけでしたが、だんだん機械が集まりました。どのくらい雪が積もるか分からなかったのですが、取り敢えず雪かきと樹木の移動や造成が必要ですのでユンボを手に入れ、なんとかこの冬を凌ぐことができました。次は軽トラックです。田舎で生活する場合トラックは必須アイテムです。これは基礎工事をしてくれた加我工業からもらいました。更に耕耘機まで手に入りました。勿論、全部中古のオンボロですがこれらがあるとないとでは雲泥の差があることを昨年の夏で骨身にしみて分かりましたので。

マイ ユンボ

ユンボの大きさはバケツの大きさで表現します。このユンボは100gです。素人が使うには十分過ぎる大きさだと思います。これで相当大きな植木を植えることが出来ましたし、隣の軽ダンプに土を積み込むことも出来ます。欲を言えばキャビン付きがほしかったのですが寒風の中でブレードを使って雪かきをしています。ゴムキャタピラーですのでアスファルト道路でも移動できますがちょっと足回りの弱さが気になります。70万円也ですがまだお金を払っていません。

マイ 軽ダンプ

これでもダンプ機能があります。基礎工事屋がそれこそ乱暴に徹底的に使い込んだ代物ですのでがたがたです。エンジンも一回交換してからもう10万キロも走っていますのでいつ故障してもおかしくないと修理屋から言われた軽トラックです。加我工業の親父さんも捨てるつもりでくれたのでしょう。でも、小生にとっては貴重品です。これで敷地内の土を移動させることが出来ますし、砂利、ブロックなどを買いに行くことも出来るようになりました。

マイ 耕耘機

ひょんな事から手回し発動機がついた耕耘機が手に入りました。昨今の農家はみんなトラクターで農作業をしていますので昔使った耕耘機はみんな処分してしまっていました。たまたまこの耕耘機は農家の納屋の奥にしまわれていたのを探し出してくれてもらってきました。昔のものですからものすごく重く、マイ軽ダンプに乗せるのに一苦労しましたが、これでもエンジンは一発でかかりますし、これからの農作業が楽しくなりそうです。

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