神保町 昼食ニュース

2008年10月号

2008年10月4日記

「限定」と「常任」

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 9月は中旬から毎日のようにかなり強い雨が降り,その間にどんどん涼しくなり,時には肌寒い日もあった。
 神保町の昼食界にも,9月下旬には新蕎麦とカキが登場した。

 9月12日昼,秋の交通安全運動のPRで,神保町の交差点にチンドン屋さんが登場した。「犬のお巡りさん」を,楽譜が違っているらしく,一貫して1箇所音を間違えて演奏していた。

◆初 訪 問

 9月の初訪問は1軒,それも少し前からある店である。
 錦華通りを北へ少し行った左側の「<スペイン・バルーレストラン>カサ・デ・ミュー」(神保町1-48)に入ってみた。イタリアンはたくさんあるが,スペイン料理の店は神保町では初めてだと思う。
 昼食のラインナップは
  A 今月のカレー(9月はきのことベーコン) \840
  B 今週のスペシャル(このときは牛ハラミのオクラ・大根和風ソース) \880
  C ロールキャベツ \940
で,いずれもサフランライス(パンもあるらしい),カップスープつき。ドリンクは別で \120 となっている。C のロールキャベツは,その時は「夏限定のアンダルシア風」だったが,もうすぐ通常バージョンになるとのことだった。
 食べたのは B で,たっぷりのサラダ(グリーン&ポテト)がついていたのが吉。ハラミは少しレアで,和風ソースがよく合っていたが,だいぶ切りにくかった。

◆その他の動き

 錦華通りから行くと北神保町郵便局の角を曲がったところにある和食店「菊水」の人気が高まっているようで,ほとんど必ず,長蛇ではないが行列ができている。「限定20食」の2種の定食(内容はときどき変わる)は 12時半前になくなることが多く,なかなかありつけない。その場合は,「常任」の中から,揚げ茄子のそぼろあんかけを選ぶことが多い。

 ある雨の日,いつも行列の「丸香」(錦華通りに入ってすぐの右側)に珍しく行列がなかったので久しぶりに入った。トッピングに少し入れ替わりがあったようだ。讃岐うどんの店の多くがそうだが,昼食には,うどんが小(1玉)だとちょっと少ないが,大だと2玉になってしまうので多すぎる。本場香川県でたまたま入った店では,1玉がもっと小さくて,分量の段階が細かかったような記憶がある。

 「錦町更科」では,新蕎麦と共に,なすと鶏揚げ,豚肉,かき玉などの暖かいつゆのせいろが季節メニューとして登場した。

 「(たけなわ)」(ランチョン脇の道を北へ200メートル弱行って右へ入ったところ;神保町1-38)では,夏メニューの宮崎冷や汁が終わり,鶏唐揚げが復活した。

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