神保町 昼食ニュース

2007年7月号

2007年7月3日記
7月8日追加

緑・破壊・完工

 
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 あまりちゃんと降らなくて水不足が心配な梅雨の季節,ビルの間の木々の緑がさらに濃くなった。
 駿河台下の交差点では,北東の隅のクロサワ楽器のあったビルが取り壊されて,つかの間の明るさを見せている(写真右上)。靖国通りを挟んではす向かいの都民銀行の隣も取り壊された。帽子の店などがあったあたりである。
 吉本の「神保町シアター」は,7月7日オープンのポスター(写真右下)が出ていた。

◆ 初 訪 問

 神保町交差点を北(水道橋方向)へ行って2つめの信号を左に入り,「チェゴヤ」の角を右に入った右側(西神田2-1あたり)のビルの地下に,お好み焼・もんじゃ焼の店「あたか」という店があるのを見つけた。ランチは,豚バラ肉生姜焼 \680,豚バラ肉角煮丼 \750,あたかライス(ポークストロガノフ風) \750 という布陣で,ライス大盛り無料。
 食べた「あたかライス」はサラダ,スープつき。いい味だが,汁かけご飯の宿命で「まったくそれだけ」でやや単調だった。ひとつ小鉢でもあるといいのだが。

 小川町方面へ行ってみたら,交差点南東の飲食店密集地の元は「銘華飯店」があった場所(小川町 1-7)に,「金陵閣」という中華の店ができていた。聞けば5月7日開店だという。入ってみると,構造は前と同じだが,黒い壁で一生懸命に高級感を出そうとしている。昼食は,「白身魚のあんかけ+豚角煮」ともう1種が各1300円,点心5点の定食が1200円とやや高めの設定である。
 いちばん安い点心5点の定食を食べた。右の写真のように立派で美しい仕上がりで(真ん中の皿は,両側が漬け物で,真ん中が干し豆腐のサラダ),味もなかなか。コストパフォーマンスは悪くない。ふだんの気軽な昼食にというわけにもいかないが,たまには少し落ち着いて,とか,客と昼食,という場合にいいかもしれない。

◆ 閉 店 (この項 7月8日に追加)

 7月になってから閉店を知ったので急遽追加しておく。

 ひとつは,すずらん通りの1本南の路地にひっそりと建つ料亭風の一軒家和食店「花家」で,6月末で閉店した。「取材」した元同僚によると,ビルに建て替えるがそこに入るつもりはなく,別の場所をさがすという。前に別館に書いたように,花家は30年以上「もっとも雰囲気が変わっていない」店だった。昔は3,4人のグループでよく2階へ行った。

 もうひとつは,すずらん通りの牛丼店「たつ屋」で,6月20日に閉店したのだが,うっかり気づかなかった。「30年間という長きに渡り」という貼り紙が出ている。

 ほかに,錦華通り「高田屋」が閉店して工事中である。大手のチェーンなので,系列の別のブランドの店になるのではないだろうか。

◆ その他の動き

 漢陽楼通り(勝手な名称)を上がって千代田通りに出る直前の左側,元「本気カレー indo-in」があった場所に,白山通りにもある「陳麻家」ができているのに出会った。

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