神保町 昼食ニュース

2005年5月号

2005年5月1日記

王宮にて

 神保町三井ビル周辺は,ツツジの季節になった。周りには黄色の花。どこかにこの花の名が書いてあったが,覚えられない。

◆ 開店・初訪問

 神保町の昼食界は,4月は3月に比べて落ち着いていた。

 新規開店で入ってみたのは,すずらん通り西側出口近く,「はるだんじ<すずらん通り店>」の右隣のビルの地下にできた「アルカサール」(神保町1-5)。鉄板ごと出てくるステーキとハンバーグの店で,同じ店は小川町交差点からすぐ南側(美土代町1-9)にあって,2回ほど入ったことがあり,名前を覚えるのに「歩かされる」と1字違いと覚えた。「アルカサール」というのはスペイン語で「王宮」の意味だとか。
 基本的な量のハンバーグは\800,チーズ乗せがプラス\100(オープン記念特価だったかもしれない)。はねるのをガードするために,先に細長い紙をぐるっと輪にして立てておき,その中に,まだじゅうじゅう焼けている最中の鉄板が置かれる。肉らしい肉を食べたいときの有力な選択肢となるだろう。

 小川町交差点南の本郷通り東側,小さい飲食店が軒を並べている一角(小川町1-7か)のラーメン「冬馬」に入った。できたのは少し前だったが,前に一度通りかかったときは満席で入れなかった。食券方式・カウンターの北海道ラーメンで,この近くでは秋葉原にも店があるらしい。味はみそ,辛みそ,しょうゆ,塩で,ほかにみそとんこつなどもある。
 しょうゆラーメンとキムチごはん(計\850)を食べた。ラーメンはかなりこってり系で,なんとなくなつかしい感じだった。こんどはみそを食べに行こう。

 4月11日,錦華通りに「牛角食堂」が開店した。しかし毎日行列で入れていない。

◆ その他の動き

 錦華通りの「こりゃうめえ」がいつのまにか「庄や」になっていた。内部はまったく変わっていない。
 小川町インペリアルビルの「asiえん」では,先にメニューに加わった麻辣魯肉飯に続き,加哩魯肉飯というのが登場した。ちょっと変わったカレーライスという感じで,石焼魯肉飯とはだいぶ違う。
 先月書いたインド料理の「ナマステ・アジア」のバイキングランチは,開店サービス終了後は\1000という予告だったが,実際には\800である。
 「天鴻餃子房」チェーンの「季節の餃子」はのり餃子で,「季節のスープ」はのり玉になっている。

 靖国通りの神保町1-1のブロックで,安売りチケットの大黒があったところに,立ち食いソバ屋ができるらしい。

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