神保町 昼食ニュース

2004年10月号

2004年10月11日記

一色・二色

 神保町便りは,当サイトの別館(3月オープン)もご参照ください。

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 久しぶりに写真を1枚――10月7日夜10時半過ぎ,すずらん通りに消防車がサイレンを鳴らして集結しているのに出くわした。結果的には「ぼや未満」だったようだが,周囲はものものしい雰囲気だった。


◆ 開 店 ・ 初 訪 問

 9月は,新開店の店2軒を訪れた。
 まず,13日開店の中華「味の一」。五十通り(千代田通りのドトールとエーパンの間を東へ入る道;2月号参照)の先,錦町2-4付近で,その週の内に行ってみた。店をやっているのはかなり平均年齢の高い3人で,老父と息子夫婦かなと思うが,男2人が「父子」より年齢が近そうな感じもする。
 昼のメニューは,餃子定食(\600),レバ野菜,肉うまになどの定食が\700からで,内容も値段も日常的な昼食には手ごろである。

 学士会館(錦町3-28)が,近年リニューアルに努めていて,昨年は外壁を改修し,外にエスカレーターをつけた。(エスカレーターはまったくの野外にある。雨が降っても大丈夫な仕様になっているのだろう。老人向けか,非常に速度が遅い。)
 さらに今年はレストラン多様化に乗り出し,夏には高級中華「紅楼夢」を開店,前からあったレストラン「ラタン」をリニューアルしたのに続き,9月17日,に旬菜寿司割烹「二色」(にしき)が開店した。
 休日出勤したある土曜日にその二色に行ってみた。かなり高級感のある店で,カウンターもあるので一人でもOKだが,どちらかというと接待に使われるのを意図しているようだ。食べたのは「焼き魚御膳」で,通常\1200のところ開店記念で\1000,立派な内容で,\1200でも高くはないと感じた。昼食はほかに,煮魚,江戸前にぎり,上江戸前にぎり,レディーズ御膳など\1200(通常料金)から。

 なお,神田錦町という町名は,かつて一色家の屋敷が2つあったから二色,という言葉遊びからきている。町名の語源に立ち戻った名称だ。
 そういえば,老舗・更科(五十通り)の変わりソバとの盛り合わせも「二色」という名である(こちらは「にしょく」と言っているが)。
 

◆ 閉 店

 先月書き忘れたが,カレーの「ラホール」(千代田通り沿い,錦町3-20),去年12月に開店したばかりのラーメンの「」(ミヅノ裏,インペリアル・ビル半地下),同じく去年開店のラーメンの「神代」(靖国通り沿い,小川町2-3?)が,この夏閉店した。

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