『偵察隊』に敗北?
日  時:平成17年12月29日(木) 天候:晴れ 中潮
場  所:西伊豆 田子
釣行者:爆釣天使、トモ隊長、せっち
毎年恒例の冬合宿を企画するも予定が合わず見送り。
よって都合の合うメンバーにより本年最後の釣行となった。
果たして来年に繋がる釣果は得られるのか?
◆当初は西伊豆仁科の「龍弘丸」を考えたが、事情によりいつもの田子に急遽変更。
天候は安定しており、間違いなく出船と思われる。
AM6:00ころ船長が現れ、迷うことなく出船の準備に取り掛かった。
◆しかし、いざ沖へ出てみると思いのほかうねりがあり、場所限定で磯へあがる。
『ワレ間』に2名、『カツオ』に3名、『コブ島』に5名降りた。
我々は『コブ島』の船着場で竿を出す。
◆実釣開始早々、トモ隊長が良型をヒット!
29cmで幸先は良好だ。

29cmダス!

いい引きでした
◆しばらくしてうねりが収まってきたため、船長の指示でコブ島の南側サラシ場へ移動。
潮が効いていてサラシもあり、条件は良さそうだ。
ここは早々に爆天がヒット!

31cmまずまず

なんか良型久しぶり

◆しばらくして、磯際を狙っていたトモ隊長に超良型がヒット!
竿で溜めるも・・・痛恨のラインブレーク!!
うーむ、デカかったのに・・・残念。
気を取り直して再挑戦、またもやトモ隊長に良型ヒット!

ヒット!

今度こそ

タモ入れ成功

29cmダス

正月用の刺身ゲット!後ろは根掛りでウキをロストしたせっち

◆PM13:30ころ船長がむかえに来て磯あがり。
水温が低下した割りにはなかなかの釣果でした。めでたし、めでたし。


・・・と言いたいところだが、我々以外の地元釣り師達は、なんと文句なしの大漁であり、
我々は渡船客中最低の釣果であったのだ!
我々は腕の無さを認めざるを得ず、船長以下地元釣り師の方々から話を伺った。


◆話を総合すると、我々の釣り方は『御子元』等潮流の激しい磯では有効であるが、
田子では通用しない。田子で良い釣果を得たければ、【偵察隊】を攻略する必要があるとのこと。
(【偵察隊】については、コチラを参照してください)
◆言われて気付いたが、我々がここまで読みあさってきたHowTo本は、
ほとんどが有名アングラーにより激流の磯を舞台にして書かれたものであり、
そのすべてが我々の釣りにマッチするものではないのかもしれない。
むしろ田子に昔から伝わる御当地伝統釣法である『田子釣法』の方が理に
適っているのではないか・・・。
そんなことを考えさせられた一日でした。

『田子釣法』 1.メジナが沸くまで竿を出さない
2.コマセはアミエビのみを使用
3.ハリスは3号以上とする
4.リリースはポイントから離れた場所に


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