|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
海外版ストーリー 西暦2030年。医療技術は著しく進歩し、人体の失われた四肢を、極めて精密なサイバネティック・デバイスにより代用できるまでに発展していた。またその一方で軍の極秘プロジェクトとして、この新しいサイバネティック技術を軍事利用するための研究が、大規模な科学者グループによって密かに進められていた。その科学者達の中から、ある時一握りの反乱分子が生まれた。彼らは共に世界征服の野望を抱き、水面下でサイボーグ兵士の軍団を作るため共謀したのである。やがてガス・グローバーという男が組織のリーダーとして君臨するようになり、計画が綿密に練られ、恐るべきサイボーグ軍団の出撃準備が完了すると、彼らは一斉に蜂起し反乱を開始した。人々は彼らを、メタルコマンドと呼んだ。 この反乱に対抗するために、法と秩序を守るための機関(the Law and Order Regulatory Division)、"L.O.R.D.(ロード)"が結成された。彼らはメタルコマンドのサイボーグ軍団と対等に戦える武器を開発するため、新たな科学者グループを召集。その研究の結果生まれたのが、サイバネティック・ハンド、すなわち人工の両手であった。 このサイバネティック・ハンドは、移植した人間に驚異的なパワーを与える。その両手から放たれる一撃は、金属製の装甲ですら粉々に粉砕することができるのだ。だが一つだけ問題があった。自ら望んでサイバネティック・ハンドを移植する者が現れなければ、メタルコマンドにその鉄拳をふるうことはできないのだ……。 その頃、ニューヨーク・ブロンクスでは、若き優秀な警官、スティーブ・ハーマンが、メタルコマンドサイボーグの1体を追跡していた。と、突然サイボーグは速度を落とし、ハーマンは容易に相手を追い詰めた。ハーマンがサイボーグの奇妙な行動に戸惑っていると、背後からコンクリートの地面を砕く、耳障りな金属音が聞こえてきた。だが既に手遅れだった。彼が振り向いた時には、巨大なサイボーグが彼の目の前に迫っていたのだ。次の瞬間、ハーマンの身体は2体のサイボーグによってサンドイッチにされていた……。だが、両手と肋骨を砕かれながらも、ハーマンはかろうじて生きていた。サイボーグが彼の生死を確認しようとした一瞬の隙を突いて、ハーマンは何とかその場から逃げ延びたのだった。 数日後、彼の完全に押し潰され、引きちぎられてしまった両手が切断されると、一人の男が病院のハーマンのベッドへ近付いてきた。その手には一つの箱が携えられている。彼は自分はL.O.R.D.の人間であると名乗ると箱を開け、その中身をハーマンに見せた……サイバネティック・ハンド――この世で最も強靭な手を。 今まで以上にメタルコマンドへの怒りを燃やすスティーブ・ハーマンは、サイバネティック・ハンドと、そしてそれが彼に与える使命を受け入れたのだった。サイバネティック・ハンドが移植され、ハーマンが負傷から回復するまでに2か月を要した。そして彼が病院から姿を現した時、彼の本当の名前は闇に包まれていた。今の彼の名は、“シャッターハンド”。己の素手ひとつで、反乱を叩き潰す男! 国内版と異なる部分 ●主人公は緑色のジャケットを着たシャッターハンド。パンチやジャンプするとジャケットがダブつくのがイカす。パワーアップするとジャケットの色がオレンジに変わる。 ●オプションはサテライト・ロボットと呼ばれ、それぞれロボットの上半身のような形をしている。このロボットが手にした銃を撃ったり、ソードを振ったりグレネードを投げたりする。 ●トルネードバーストを装備する代わりに、シャッターハンドが全身にボディアーマーを装着、手からショットを発射する。なお、国内版では最大で約1分間持続するが、海外版では約30秒間しか持続しない。国内版のトルネードバーストはちょっと強すぎるのかも。 ●パワーパーツはゴールドコインで、まさに「お金を払ってパワーアップを買う」というわかりやすい図式になっている。 ●一部の敵の耐久力が国内版より高くなっている。 ●タイトルデモと、エリアCのBGMが国内版と異なる。また、エリアFのBGMがエリアEと同じになっている。よって、国内版のタイトルデモ(プラスアップ)と、エリアC&FのBGMは鳴らない。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Back Main |