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『たけしのTVタックル』 超常現象サバイバルウォーズ 2002.APL.01 テレビ朝日 |
ビリーバー(信じちゃってる人たち)を何人かを招き、討論会と称してモノ笑いにする番組。 それにしても相も変わらず、同じ面子で同じこと繰り返して、何が面白いんだろうね。これだけ何回もやるってのは、視聴率がいいんだろうけどさ。 この番組大嫌い。 なんか、弱い者イジメみたいなんだもん。攻める方に愛情(笑)が、全然ないからなあ。大方のオカルト否定派の連中は、オカルト知識なんてまるでないから、攻め方も「常識」一本槍。 ビリーバーにとってみれば、その常識をくつがえす知られざる「事実」がある(と信じている)んだから、噛み合うはずないわなあ。 オカルトは社会現象だから、複雑に組合った背景がある。そこに踏み込んでいるビリーバーたちは、複雑な相関関係の上で、「常識外」のことを信じるようになっている。だから、1分や2分でオカルト否定派の連中を納得させるようなことは言えないのは当り前。 そういう反対派連中でさえ、「アポロは月に行かなかった」なんて、ちゃんと構成・演出されたビデオを見ると、信じないまでも、「もしや、、、」と思っちゃうんだから、ビリーバー達のことなんて、笑えないと思うよ。 ビリーバー以上にオカルト知識のある人たちもちゃんといるわけで、そういう人たちをなぜ否定派ゲストに呼ばないかと言えば、ようするに番組製作者にとってこの企画は、オカルト云々よりも、噛み合わない討論会を笑うってだけの番組なのである。 つまり、ビリーバーだけでなく、「常識」一本槍の否定派の面子も笑いものにしているわけだ。 そこらへんを出演者が理解してるかどうか分からないけど、まあ、一回見れば充分な企画だね。 こういう無害なビリーバーより、有害なオカルト番組を垂れ流すテレビ番組製作者と討論した方が価値があると思うよ。同業者だから出来ないだろうけどね。 内容に関しては、書く気も起こらない |