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『衝撃レポート! 世界の怪奇現象・大追跡スペシャル』 2002.APL.04 日本テレビ |
UFOはなかなか見所がありました。総じて面白い番組だったと思います(笑)。![]() ![]() ![]() 撮影したのは、細野尚氏。民間人です。一眼レフカメラを使ってポジフィルムで撮られているため、クオリティは高い。 非常に高反射率を持った楕円体。 VTRではないので飛び方はわからないが、形状からするともっとも近いのは、イベントなどで配るような銀色の楕円の風船である。 微かに見えるという突起物というのは、タグではないかと思うのだが、どうだろう? ![]() ![]() ![]() ひとつめは、2000年11月10日に広島市の中央公園で撮影されたUFOビデオ映像。撮影したのは、「日本UFO調査・普及機構」代表の加藤純一氏。そんな団体があるんだねえ。(何を「普及」してるのかしらん(笑)) 同日夕がた3度に渡って出現した、明らかに光を発する、ドラム缶状の物体にみえる。但し、デジタルカメラの宿命で、光体のまわりに、黒いエッジがでてしまっていて、実際の形状は不明。 1回目の撮影で「物体が左下方の建物に隠れる直前、物体が2つに分裂した」と言っているが、これは誤り。最初から、物体の上方右に同じ濃度の物体が写っている。但し、この2つの物体はなんらかの関係があるのは間違いなさそうである。(母船と子機とは言わないけどね(笑)) |
![]() 上下に御用堤灯みたいな黒いリングがあるように見える。下降してくるので、かなり形状がはっきりわかるくらいに撮影されている。最後は山陰の闇に消えてしまうが、なかなかいいUFOビデオです(笑)。 しかしながら両者とも不明。まさにUFO(未確認飛行物体)ですね。 ドラム缶型UFOは、他でもわりとよく撮影されるが、なんなんでしょう。ドラム缶型UFOは特徴は基本的に空中にじっとしているとこでしょうか。(ゆっくりとした移動はある) ただ、いずれのドラム缶型UFOもそれほど大きいように見えないのが難である。 ただ、正直言って、ある種のおもちゃキットによるいたずらの可能性は拭いきれない。 ![]() ![]() ![]() 矢追純一氏の登場である!(笑) 1999年6月25日にロシア・ウラル山脈西のスベルドフスク州シアリア村で地元青年3人によってビデオ撮影されたUFO。その映像に感嘆した矢追氏(笑)は、現場へと飛ぶ。 UFOは(番組ではアダムスキー型と言っていたが)、きのこを逆さにしたような形に近い。 ブレやピントのぼけ具合から、実際になんらかの物体を撮影しているのには間違いない。 ふうむ、これはなんでしょう。 |
![]() 青年のひとりは、後にスチルカメラを持って現場に通いつめ、7月14日に同型のUFOの撮影に成功。その時には、UFOの着陸痕らしきソーサーネストの撮影もしている。 なかなか興味深い。約3年前の映像だが、その後はUFO撮影に成功してないのであろうか。 次のUFO映像に期待されるところである。 ![]() ![]() ![]() アメリカのブリティッシュ・コロンビア州にある、全長127kmにおよぶオカナガン湖に棲むという、オゴポゴという未知生物。18世紀頃から目撃証言があとを断たない。 全長15mほどの龍型らしい。 写真は元より、数々の8ミリやビデオ映像が存在するのだが、遠方から撮られたものばかりで確たるものはない。 オカナガン湖で、水中ロボットカメラを使っての撮影を敢行。 この水中撮影というのがヘタクソで、いざという時に、湖底の泥を巻上げたり海草に突っ込んだりと、イライラしてくる。 結局、なんの映像も撮れず、おしまい。 ![]() ![]() ![]() 人が身に着けていた持ち物から、その人の容姿や行動、過去から現在、また未来までも透視することができるという。 2000年6月3日、広島県世羅町で起きた一家4人失踪事件(父母、祖父および実家に帰っていた娘、それとペットの小型犬が、財布や携帯電話を置いたまま、父親の車とともに突然失踪した事件)の透視を依頼。 娘の服および化粧ポーチから第1回目のサイコメトリーを開始。レニアはいくつかの場所を示すポイントをあげる。 日本に戻ったスタッフは広島・岡山のの近辺を捜索し、レニアの挙げた数々のポイント<大きな橋(瀬戸大橋)、小さな空港、黄色と黒色の電車、廃駅、船舶通航信号所、兜をかぶった武士の像のある橋>が次々に見つかるが、位置関係が微妙にずれているので、とりあえず断念。 2度目のサイコメトリーは、電話でリアルタイムに確認しながらの移動となる。 出発は被害者宅から。レニアの指示は的確で、工事現場を通過したり、T 字路に出たり、公園を発見したりと、まるで取材車の前方を先行して走っているかのようである。 それからも標識や奇岩を発見し、レニアによれば、すぐ近くまで来ているとのことだった。 しかし、不思議なのは、第1回目のサイコメトリーによる、大きな橋も兜をかぶった武士の像のある橋も小さな空港も黄色と黒色の電車も廃駅も、な〜んにもないのである。 一体、前回のサイコメトリーはなんだったのだろうと思ってしまうが、番組はそういったことには触れずに進行。 結局、行方不明事件に関して確たる証拠は何ひとつなく、レニアの長時間のサイコメトリーによる疲労を訴え終わってしまう。 この手のサイコメトリーで変なのは、途中ではいろいろ具体的で確実なポイントが次々見つかるのに、最終目的地近くなると急にあやふやになってしまうことである。 今回の番組、うがった目で見れば、レニアの仲間が車で先行しながら状況をレニアに伝えているだけではないのか(例えば、髪でイヤホンの有無はわからないので、イヤホン付き電話などで聞くことは可能)、ということも有り得る。 レニアが、取材車が事故を起こしそうになる示唆をする箇所があるが、その直後に出会い頭にぶつかりそうになった車こそ、レニアサイドの車ではないかと見ることもできる。 とにかく最終段階で突然あやふやになる限り、疑われても仕方ないでしょうね。 ![]() ![]() ![]() 1999年にイギリスロケでNTVチームが夜間に撮影したもので、複数の球体が集まった形をしており、毎秒2回の割合で規則的に発光する飛行物体。 再検証するまでもなく、ストロボをつけた風船である(笑)。ストロボ発光によって物体がわずかに透けるのだが、その具合は、まごうかたなくゴム風船にそっくり。 せっかく撮影したのだから、番組製作者サイドとしてみれば一本のコーナーに仕立てたい気持はわかるが、何度見ても風船は風船である(笑)。 自然現象説やプラズマ説を持ち出して、一見科学的検証をしているように見せようとするが、自然現象説やプラズマ説が当てはまらないからといって、UFOだと言うのは話がおかしい。風船なのだから、現象説やプラズマ説が当てはまらないのは当然である。 イタズラ説も紹介し、ストロボを風船に付けてみて、「そっくりなものが出来た!」とびっくりしていたが(笑)、大丈夫だろうか? ところが、映像で撮った物体は当日の風に逆らって動いていた(上空の風の向き、どうやって分かったのかなあ)などといって、さっさとイタズラ説を退けけてしまう。 誰にでも思いつく「独りツッコミ」をしておいて、実は違うんだよってのは、この手の常套手段。どこまで本気かわかりゃしない。 番組製作者の自作自演か、誰かのいたずらか分からないけれど、イギリスやアメリカでは、こうした、UFOウオッチャーや一般人をからかうヒマな連中がゴマンといるから、気をつけないとね。 |