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トイレの花子さん
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別名「学校霊・花子」。1990年代前半に全国の小学校で話題になった超有名風説。
映画にもなった。しかも、続編まで。すごいなあ。「口裂け女」は映画になったのかなあ。少なくとも、売れてはいないようだな(笑)。
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各地の「花子さん」には異同があるが、共通点は、女子トイレの3番目のドアを3回ノックして花子さんを呼ぶと、花子さんが出てくる、ということ。
トイレの階は3階らしいが、学校の都合によって、何階でもいいらしい(笑)。
中には、午後3時33分33秒に3階の3番目のトイレを3回ノックする、と言うゾロ目好きの七面倒臭いものもある。ノックしてるうちに、時間がゾロ目じゃなくなっちゃうぞ(笑)。
さて、出て来た「花子さん」は、どうやって遊んでくれるのか。
ある話によれば、ままごとか鬼ごっこだそうである。ままごとでは包丁で殺され、鬼ごっこでも花子さんに捕まると殺されてしまうらしい。また、別の話では、なぞなぞを出すそうで、答えられないと、これもトイレに引きずり込まれ、2度とこの世には戻れないそうな。
だったら、呼びださなきゃいいじゃないか(笑)。
所によっては、男子トイレには、花子さんの弟の太郎が居るそうである。おいおい(笑)。
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この話、オリジナルと思われるものは、結構古い。
松谷みよ子著『現代民話考』によれば、「3番目の花子さん」として、
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 ・ 奥から3番目のトイレに化け物が出るとして、使用がタブーになっていた。そこに入ると「3番目の花子さん」と呼びかけられ、白い手が伸びてきたという(昭和23年頃)
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 ・ 学校の一番古いトイレのどこかを3回まわって「花子さん」と呼ぶと返事が返って来る(昭和52年頃)
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 ・ 3階のトイレで「3丁目の花子さん」もしくは「3番目の花子さん」と呼ぶと、「はーい」と返事が聞こえる。また、昼の12時に3番目のトイレに入ると殺されるとも言う(昭和55年頃)
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などという話が載っている。
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