■マダガスカルの祭り 〜ジハラ(Jihara)〜
踊り続けるうちに、やがて信者は興奮し、トランス状態に入る。
北西部には多くのイスラム教徒が暮らします。コモロから伝えられたスーフィー教団は年に一度、
イスラム聖者を称えるジハラと呼ばれる祭りを行います。写真はアンビルベで行われたもので、
信者は夜を徹して踊り続け、夜が明けるとこの地にイスラム教を伝えた聖者の眠る墓を詣で、
加護を願います。イスラム教とマダガスカル独自の祖先崇拝が融合したこの島固有の祭りです。
各地から集まる信者のために
食事の準備をする女性たち。
聖者の墓を前に、スーフィー教団の旗を掲げる信者。
金曜モスクの前で、信者たちは陶酔し、 夜を徹して踊り続ける。
夜が明けると、信者たちはこの地にイスラム教を
伝えた聖者の墓前へ移動し、踊り続ける。
聖者の墓に入り、聖者に祈り
をさげる信者たち。