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■マダガスカルの祭り 〜ファマディハナ(Famadihana)〜         

央高地に住むメリナ族やベツィレウ族の間では、乾季(7月から10月)、ファマディハナと
呼ばれる改装儀礼がさかんに行われます。新しく墓を作ったり、仮埋葬しておいた遺骨を
本埋葬するときなどに、祖先の遺骨を墓から出し、新しいランバメーナ(絹布)で包み、
再び墓に戻すのです。そこには彼らの強烈なまでの祖先への思いが込められています。



親族は祖先の遺影を掲げ、
歌い踊りながら賑やかに
墓へ向かう。アンタナナリヴ

親族は祖先の遺骨が墓から出されるのを
固唾を呑んで待ち受ける
ファンディアナ

持ち寄ったランバメーナで祖先の遺骨を
大切に包み、高々と掲げる親族たち。
アンタナナリヴ  
      

祭りに音楽は欠かせない。縦笛を吹くザフィマニリの男たち。アントゥエチャ

ファマディハナの最終日には、ヒーラ・ガシと呼ばれる
中央高地特有の芸能が催される。近隣の村々からも
人々が集まり、会場は膨れ上がる。
ファンディアナ