やまもとまつこ 文/絵
だいちゃんのちびねこ

雨の日、だいちゃんは道で、捨て猫を拾いました。
捨て猫は「ちび」と名付けられ、だいちゃんの家で飼われることになりました。
「ちび」は、だいちゃんのご飯を半分もらって、どんどん大きくなりました。

だいちゃんや「ちび」の表情がとても豊かで、思わず感情移入してしまいます。
途中から、とんでもない展開になりますが、最後は、二人の友情に、きっと胸が熱くなるでしょう。

余談ですが、だいちゃんのヘアスタイルは結構いかしていると思います。

ポプラ社 51ページ かな ▲Top  ▲home

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神沢 利子 文
柳生 弦一郎 絵
たまごのあかちゃん

三つのたまごがあります。
「たまごのなかでかくれんぼ だあれ」
生まれたのはニワトリの赤ちゃんでした。
いろいろな動物の赤ちゃんが、たまごから次々に出てきます。

マジックで書かれた絵が特徴的で、動物の絵も荒いタッチでダイナミックに描かれています。
赤ちゃんによって好みがわかれるかもしれません。

最後の大きいたまごからは、お約束の大きい赤ちゃんの登場です。

福音館書店 24ページ かな 幼 ▲Top  ▲home

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かこさとし 作
だるまちゃんとかみなりちゃん  >このシリーズ作品

だるまちゃんが外に遊びに行こうとしたら、突然雨が降ってきて、空から雷の子供が落ちてきました。
だるまちゃんは雷の子供と仲良しになり雲の上の町に招待されます。

老け顔で一頭身のだるまちゃんのキャラクターが、相変わらずいい味だしています。

この絵本の一番の見物は、かみなりちゃんの住む雲の上の町です。
行ってみたくなるような町ですよ。

福音館書店 28ページ かな ▲Top  ▲home

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かこさとし 作
だるまちゃんとてんぐちゃん  >このシリーズ作品

ある日、だるまちゃんはてんぐちゃんの持っているうちわがほしくなり、お父さんにお願いしました。
お父さんはいろいろなうちわを探してきますが、だるまちゃんの気に入るうちわはありません。

だるまや天狗など、しぶくなりがちなキャラクターをコミカルな絵で表現しています。

また、だるまちゃんが欲しいものは絵の中に、ヒントとして描かれており、楽しく探しながら読めます。

福音館書店 28ページ かな ▲Top  ▲home

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エリック・カール 作
工藤 直子 訳
だんまりこおろぎ

天気の良い日、コオロギの子供が生まれました。
大きなコオロギが羽を擦って音を出すのを真似して、自分もやってみましたが、どうも思う具合に音が出ません。
でも、いろいろな虫たちに会う度に、コオロギの子供は頑張って羽を擦ります。

最近は、こおろきがゴキブリみたいに思えてしまって、子供の頃のように気軽に素手で捕まえることはできなくなりましたが、 秋の夜などは、その素晴らしい音色で私達の心をなごましてくれます。

この本を初めて読んだとき、最後の仕掛けに、かなり驚いたことを記憶しています。
エリック・カールの絵本はユニークなものばかりですが、特にこの本の着眼点の素晴らしさには、すっかり感心してしまいました。
(図書館に置いてある本は、この仕掛けは作動しないかもしれません)

偕成社 24ページ かな 幼 ▲Top  ▲home




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