[Top Page] [はじめに] [夜景撮影-1-] [夜景撮影-2-] [夜景撮影-3-] [最後に]

夜景の撮影テクニック -2-


次に、ライトアップされた白鳥大橋の写真を時間経過を追ってお見せします。先ほどとは逆に、撮影時刻が早すぎるとどうでしょうか。春から秋にかけて、日没後30分以内では下の写真のように、空が明るすぎて夜景らしくは写りません。かといって露光時間を短くして、空を暗くすると今度はイルミネーションや街明かりを十分に写し込むことができません。


祝津防波堤夜景
5月中旬、日没約30分後に、絞りF8、露光時間約15秒で撮影

日没後しばらくたってから撮影すると、下の写真のように夜景らしくなってきます。


祝津防波堤夜景
5月下旬、日没約50分後に、絞りF8、露光時間約60秒で撮影

日没後1時間以上経過すると、下の写真のような夜景になります。やはり、街の様子や地形がわからないので、物足りない写真です。


祝津防波堤夜景
4月下旬、日没約1時間後に、絞りF8、露光時間約60秒で撮影

日没後30分以内に長時間露光で撮影すると、夜景の撮影はできませんが、一面真っ青な世界にライトアップが浮かび上がり、まるで日中のライトアップを撮影したような不思議な光景を撮ることができます。下の写真のように、撮影被写体によっては、この日没後30分頃に撮影した不思議な光景も良いと思います。


絵鞆臨海公園夜景
5月中旬、日没約30分後に、絞りF8、露光時間約15秒で撮影

それでは次に、夜景を西側に見て撮影する場合についての撮影条件を、例を挙げて説明します。


夜景撮影-1- へ はじめに へ 夜景撮影-3- へ
Top Pageへもどる



[Top Page] [はじめに] [夜景撮影-1-] [夜景撮影-2-] [夜景撮影-3-] [最後に]