S-JIS[2006-07-01/2011-09-23] 変更履歴

拡張子の設定

Windowsの拡張子の設定について。


拡張子の表示

Windowsを新しくインストールしたら、まず「拡張子を常に表示」するのが自分のポリシー(笑)
WindowsXPの場合、以下の手順。

  1. フォルダのメニューバーの「ツール(T)」→「フォルダ オプション(O)」で「フォルダオプション」ダイアログを開く。
  2. 「表示」タブを選択する。
  3. 「詳細設定」を以下の設定にする。だいぶ関係ない設定も入ってるけど(笑)
  4. 「すべてのフォルダに適用(L)」ボタンを押す。

Windows7の場合、以下の手順。[2011-09-23]

  1. 左下の「スタート」から「コントロールパネル」を選択する。
  2. 「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする。
  3. 「フォルダーオプション」をクリックして「フォルダーオプション」ダイアログを開く。
  4. 「表示」タブを選択する。
  5. 「詳細設定」を以下の設定にする。だいぶ関係ない設定も入ってるけど(笑)
    1. 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択
    2. 「ログオン時に以前のフォルダーウィンドウを表示する」をオン
    3. 「常にメニューを表示する」をオン(これにより、エクスプローラーで(WindowsXPの様に)メニューバーが表示されるようになる)
    4. 「登録されている拡張子は表示しない」をオフ

拡張子のアクション(関連付け)

Windowsに登録されていない拡張子のファイルをダブルクリックすると、そのファイルを開くアプリケーションを選択できる。
この後に、アプリケーション等を変更するには以下のような手順を行う。

  1. フォルダのメニューバーの「ツール(T)」→「フォルダ オプション(O)」で「フォルダオプション」ダイアログを開く。
  2. 「ファイルの種類」タブを選択する。
  3. 「登録されているファイルの種類(T)」から拡張子を探す。
    拡張子が無い場合
  4. 「詳細設定(V)」ボタンで「ファイルの種類の編集」ダイアログが開く。
    「詳細設定(V)」ボタンが無い場合
  5. 「アクション(A)」毎にアプリケーションを指定する。アイコンもここで変更できる。
    フォーム 説明 備考
    エディットボックス 種類の説明を入れる。 ここに入れた文章は、フォルダの「並べて表示(S)」「詳細(D)」時の種類欄や、アイコンにマウスを当てたときに出るポップアップの種類欄などで表示される。
    「アイコンの変更(I)」ボタン アイコンを変更する。  
    「アクション(A)」リスト アクションの一覧。 ファイルを右クリックしたときに出るポップアップメニューで そのファイルに対する操作が表示されるが、それをここで指定する。

    以下のアクションはちょっと特殊で、英語で書くと該当する日本語に置き換わって表示される。
    その他の場合は書いた文章がそのままメニューに表示される。文章中に「&字」を入れておけば、メニューには「」が表示されて そのキーで選択できるようになる。

    open 開く(O)
    edit 編集(E)
    print 印刷(P)
    「新規(N)」ボタン アクションを追加する。 アクションに対するコマンド(アプリケーション)には、そのコマンドに対する引数として「%」付きの引数を入れておかないと、末尾に勝手に「%1」が付与される。
    「%1」は操作対象のファイル名に置換される。実行時に引数を付けていた場合は「%2」〜「%9」が対応する。「%*」は%2以降の引数全てを表す。 「ftype /?」参照。
    スペース入りの名前に対応する為、「"%1"」という形でダブルクォーテーションでくくっておくのが無難。
    「編集(E)」ボタン 選択したアクションを変更する。
    「削除(R)」ボタン 選択したアクションを削除する。  
    「規定に設定(S)」ボタン 選択したアクションをデフォルトにする。 ファイルをダブルクリックしたときに実行されるアクションを指定する。

「フォルダオプション」ダイアログの下部にある「変更(C)」ボタンを押すと、プログラムを直接(アクションを介さずに)指定することが出来る。これはダブルクリックをしたとき に起動されるアプリとなる。
ここでアプリケーションを変更していた場合、「詳細設定(V)」ボタンは出てこず、代わりに「元に戻す(R)」ボタンになっている。アクションを変えたければ、「元に戻す」しかない。
「元に戻す(R)」ボタンを押すと、以前に詳細設定を変えていたときの状態に戻る。(アクションを変えていれば、その変更された状態が保持されている)


「フォルダオプション」ダイアログの「登録されているファイルの種類(T)」拡張子が表示されない場合がある。
これは本当に登録されていない場合と、登録されていても表示されない場合がある。batやexeなど、Windowsが特別に扱っている拡張子については 暗黙に登録されているし変更も可能だが、表示されない。
「新規(N)」ボタンを押して「新しい拡張子の作成」ダイアログを出し、「ファイルの拡張子(F)」で拡張子を入力すると新しい拡張子が登録される。

batの場合は新規ではないのだが、「新規(N)」ボタンを押して「ファイルの拡張子(F)」に「bat」と入れて「詳細(V)>>」ボタンを押すと 「関連付けられているファイルの種類(A)」という欄が新しく出て、「MS-DOSバッチファイル」が自動的に選択される。ここでOKを押すと「登録されているファイルの種類(T)」にbatが表示されるので、これに対してアクションの修正が出来るようになる。


assoc,ftypeとの関係

コマンドプロンプトのコマンドに、assocftypeというものがある。

C:\>assoc .txt
.txt=txtfile

C:\>ftype txtfile
txtfile=%SystemRoot%\system32\NOTEPAD.EXE %1

これは、拡張子に関連付けられた「open」アクション(ポップアップの「開く(O)」メニュー)の内容を表示するもの。
あくまで「open」アクションであり、デフォルト動作指定されているアプリケーション(ダブルクリックで開く動作)ではない。

例えば拡張子txtに対して別のエディターが(アクションを介さずに)指定されている場合、コマンドプロンプトからtest.txtを実行するとそのエディターが起動する。(「open」アクションがnotepadになっていても)

C:\>test.txt	…notepadではなく、関連付けられたエディターが起動する。ファイルが存在していないとダメだが

関連付けされていないファイルをダブルクリックすると、「このファイルを開けません」というWindowsダイアログが出てアプリケーションを選択できる。
ここでアプリを選択して「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う(A)」にチェックを入れた場合、assocで拡張子に「拡張子_auto_file」が登録され、ftypeで「拡張子_auto_file」にコマンドが登録される。
(必ずしもその名前になるとは限らない。特に何度も削除した場合は「ft000001」とかになる)

でも削除を繰り返して何度も試していたら、ダブルクリックではファイルが開けるくせにassocftypeおよび「登録されているファイルの種類(T)」の一覧にも出てこなくなった…。
その場合でもbatと同様に「新しい拡張子の作成」ダイアログで拡張子を入力すれば出てくる。


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