S-JIS[2011-09-24/2012-06-14]
変更履歴
VMware Playerインストール
VMware Playerのインストールのメモ。
Windows7(ホストOS)にVMware Playerをインストールする手順。
-
VMwareのホームページの上部にある「製品」から「VMware Player」を選択しVMware
Playerのページを開く。
- 「ダウンロード」をクリックし、ダウンロードページを開く。
- 名前とメールアドレスを登録する。
- メールが送られてくるので、その中にある「VMware Player
無償ダウンロードのアクティベーション」(URLの末尾にactivateが入っている)のURLをブラウザーで開く。
- 自分のOS(ホストOS・物理マシン)のインストーラーをダウンロードする。(例:VMware-player-3.1.4-385536.exe)
- インストーラーを実行する。
- PC(物理マシン)を再起動する。
Windows7(ホストOS)のWMware PlayerにCentOS(ゲストOS)をインストールする手順。
CentOSのインストールディスクをVMware Playerが読み込んでインストールするイメージ。
実際にはVMware PlayerはCentOSのディスクイメージのファイルを読み込む。
CentOSの64bit版を使用する場合、物理CPUがハードウェア仮想化技術(VT)に対応している必要があるらしい。
対応していない場合は、32bit版のCentOSを使用する。
- CentOSをダウンロードする。
-
CentOSのページからダウンロードしたいバージョンのリンクをクリックする。
32bit版の場合は「i386」、64bit版の場合は「x86_64」。
- ミラーサイトを選択する。
(ミラーサイトには最新バージョンしか置いていない。古いバージョンが欲しい場合はvault.centos.orgからダウンロードする)
- ディスクイメージのファイルをダウンロードする。
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ファイル名の末尾が「-1of8.iso」はCDのイメージで、1of8は「8枚中1番目」という意味。つまり全部で8ファイルダウンロードする必要がある。
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ファイル名の末尾が「-DVD.torrent」はDVDのイメージを別途ダウンロードする形式らしい。torrentを扱うソフトをインストールする必要がある。P2Pソフトらしいので、ちょっと警戒感が…。
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ファイル名の末尾が「-netinstall.iso」のファイルは、CentOSのインストール時にネットワーク経由でデータをダウンロードしてくる。
- 仮想マシンを作成(CentOSをインストール)する。
- VMware Playerを起動する。
- 新しい仮想マシンを作成する。(いわばOSをインストールする為のハードウェアを用意する)
- 右側のメニューで「新規仮想マシンの作成(N)」を選択し、「新しい仮想マシンウィザード」を起動する。
- 「後でOSをインストール(S)」を選択し、「次へ」
- ゲストOSに「Linux(L)」、バージョンに「CentOS 64ビット」を選択して「次へ」
- 仮想マシン名に適当な名前を入れ(後から変更可能)、VMwareイメージの格納場所(ホストOS上のディレクトリー)を指定する。
(1つの仮想マシンに対してVMwareイメージが1つ作られる。複数の仮想マシンを作るとこれが増えていく)
- ゲストOSのディスク容量を指定する。(デフォルトは20GB)
「仮想ディスクを単一ファイルとして格納(O)」と「仮想ディスクを複数のファイルに分割(M)」は、とりあえずどちらでもいいんじゃないかな。
- 最後に「完了」ボタンを押す。
- CentOSをインストールする。
- 左側の一覧から対象の仮想マシンを選択する。
- 右側のメニューで「仮想マシン設定の編集(D)」を選択し、「仮想マシン設定」ダイアログを開く。
- 「ハードウェア」タブの「CD/DVD(IDE)」を選択する。
-
右側の「接続」で「ISOイメージファイルを使用する」を選択し、ダウンロードしてきたCentOSのディスクイメージファイル(拡張子iso)を指定する。
- 右側のメニューの「仮想マシンの再生(L)」をクリックすると仮想マシンが起動し、CDドライブにインストールディスクが入っている状態なので、CentOSのインストールが始まる。
なお、VMware
Playerのウィンドウにはマウスを乗せただけではフォーカスは当たらない。ウィンドウをクリックするか、Ctrl+Gを押す必要がある。(外に戻るにはCtrl+Altを押す)
- ネットワークインストールのisoファイルを指定している場合は、どこからダウンロードするかを指定する必要がある。
項目 |
例 |
備考 |
方法 |
HTTP |
プロキシーは指定できないようなので、プロキシー必須の環境ではネットワーク経由ではインストールできないかも? |
ウェブサイト |
ftp.iij.ad.jp |
isoファイルをダウンロードしてきたサイト(ミラーサイト)でいいでしょう。 |
ディレクトリー |
/pub/linux/centos/5.7/os/x86_64 |
|
接続が成功すると、imgファイルのダウンロードを行う。100MB超のファイルなので、ネットワーク環境によってはそれなりの時間がかかる。
- 後はCentOSの設定の話になる。
よく知らん自分のような人間はとりあえずデフォルトのままでいいと思う。
なお、ディスクのフォーマットとかは、VMwareイメージ上の話なので、実行して問題ない。
※ウィンドウ下部に出てくる「VMware Tools」は、後から入れるので ここでは無視していてよい。
-
一通りの設定をすると、インストール作業が始まる。ネットワークインストール方式だとここで色々ダウンロードするので、かなり時間がかかる。(数時間は見ておいた方がいいかも?)
- CentOSのインストールが完了したら、VMware
Playerからインストールディスクを抜くという動作を行ってから再起動する。
- ウィンドウの右下のアイコンの「CD/DVD」をクリックし、「設定(S)」を選択する。
- 「接続」を「物理ドライブを使用する」にでも変更しておく。
- CentOSを再起動する。(画面に出ている「再起動」ボタンをクリック)
- CentOSを再起動すると、ファイアウォールとか時刻とかの設定を行う画面が出るので、設定する。
ここも基本はデフォルトでいいのではないでしょーか。
- ログイン画面が出て、ログインできればOK。(ユーザーとパスワードは途中で設定したもの)
あと、VMware Toolsをインストールしておくと便利。
VMware Toolsは、VMware内のOS(ゲストOS)とホストOSとのやりとりを便利にしてくれるツール。
VMware Toolsを入れると、
- Ctrl+Gを押さなくても、マウスをウィンドウ上に移動させるだけでフォーカスが当たるようになる。
- Ctrl+Altを押さなくても、マウスがウィンドウの外に移動できる(フォーカスを外せる)ようになる。
- ウィンドウの外(ホストOS)とドラッグ&ドロップでファイル転送が出来るようになる。
- ホストOS⇔ゲストOS間で(文字列の)コピー&ペーストが出来るようになる。
※ゲストOSがGUIでない場合は、VMware Toolsは意味が無い。
VMware Tools自体はゲストOS上で動くアプリケーションでもあるので、ゲストOS内にインストールすることになる。
- ゲストOS(CentOS)にrootユーザーでログインしておく。
- VMware Playerのウィンドウの下部に通知される「ツールのインストール」か、メニューバーの「仮想マシン(V)」→「VMware
Toolsのインストール(T)」を選び、インストールを開始する。
- 「ソフトウェアの更新」ダイアログで「ダウンロードしてインストール(D)」を押して、VMware Toolsをダウンロードする。
- ダウンロードが完了したら、VMware ToolsがDVD-ROMのイメージになってCentOSにマウントされて、そのディレクトリーが開く。
- VMware
Toolsのアーカイブ(VMwareTools-8.4.6-385536.tar.gz)を右クリックし、展開する(解凍先はDesktopにでもしておく)。
- 解凍して出来た「vmware-tools-distrib」の中の「vmware-install.pl」を実行する。
- 選択肢は全部そのままEnterキーを押せばいい。
最後にCentOSのデスクトップのサイズ(VMware
Playerのウィンドウサイズ)が聞かれるので、それは自分のディスプレイに合ったサイズを選択する。
- インストールが完了したら、ログアウトする。
次にログインする時からVMware Toolsが有効になる。
Windows7上で動いているVMware Playerでは、Windows XP Modeというものがインストールできる。[2012-06-09]
つまり、ゲストOSとしてWindows XPを動かせる。
(Windows XPのインストールディスクとかが不要)
参考: ぼくんちのTVさんのVMware
PlayerにXPモードをインストールする方法
おおまかな手順は以下の通り。
- MicrosoftのWindows
XP ModeのサイトからWindows XP Modeのインストーラーをダウンロードしてきて、インストールする。
- VMware Playerのメニューバーに「ファイル(F)」→「Windows XP Mode
仮想マシンのインポート(W)」が加わっているので、そこからWindows XPの仮想マシンを作成する。
Windows XPの仮想マシンを作成する際に、コア数をいじってはいけないらしい。(仮想マシン起動時に変なエラーになって、Windows
XPが起動しない)
メモリーサイズをいじるだけなら大丈夫そう。
あと、このWindows XPは英語キーボードになっているようなので、記号を入力する場合は注意(勘)が必要。
(日本語キーボードにする方法→Microsoftサポートの初心者でもわかる!
「文字入力や変換ができない」をズバリ解決 – トラブル 1-7 [2012-06-14])
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