S-JIS[2020-11-29/2024-01-31]

Tsurugi前史

Tsurugiの開発中の歴史のメモ。(2023/10/5のリリースより前の情報)


概要

一番最初に「Tsurugi」が世間に出たのは、2019年の日経xTECHの『NEDOが25億円投じ日の丸RDBを開発中』という記事だと思う。
NEDOが資金を出しているとか、親方日の丸のRDBMSだとか言われて、それなりに注目された。

NEDOプロジェクトとしての開始は2018年度からだが、
実際には、HadoopやNoSQLが流行った頃から始まった、DBやトランザクションの勉強会が源流らしい。
その勉強会のメンバーで新しいRDBMSを作ろうという話が出て、途中でNEDOに応募することになったそうだ。
NEDOへの応募に当たっては賛否両論あり、結局、NEDOプロジェクトに参加しているメンバーと参加していないメンバーがいるが、どちらも連携してTsurugiを開発しているらしい。


2022年(年度末)にα版をリリース予定(NEDOプロジェクトなので期限が決まっている為、必ず何かしらの成果物は出す)だったが、
2023/3/10のオープンソースカンファレンス2023で、以下の予定で公開されることが公表された。[/2023-03-11]

実際にEarly Access版が出たのは2023年6月27日。[2023-07-10]
コミュニティサイトオープンのお知らせ


歴史

日付 内容 説明
2013-05-13 佐藤一郎先生が、不揮発性メモリーでデータベースの構造が変わると書いている。
佐藤先生とTsurugiの開発者の人とは交流があるので、この考えに影響を受けているものと思う。
2018-06-14 OSSコンソーシアムの第一回 分散コンピューティング部会勉強会の資料。
2018-12-06 自分のブログ^^;
NEDO案件で次世代データ処理基盤技術の募集の話。
2018-12-27  
2019-10-23 Tsurugiの名前が世間に初めて出たと思われる記事。
2019-11-15 たぶん初のTsurugiの講演。
PostgreSQLカンファレンスでの発表なので、PostgreSQLの新しいエンジンのように捉えた人も多そう。
2019-11-28 日経xTECHの記事と同内容だと思われる。(中が読めないので分からない)
2020-08-28  
2020-10-27  
2021-10-11  
2021-11-19 MVCCにおけるmulti version(MV)とは、同時に複数の状態を持てること。
時系列にバージョン(履歴)を持つだけでは、一時点では一種類の状態しか持っていないので、single versionである。
2021-12-08 山の名前一覧(笑)
2022-11-11  
2022-11-16

2022-11-18
D-7, E-14, A-15は録画で、同じ内容。
2023-03-10 デジタル変革にはOSSをこう使ってくれ!【第3部】座談会』でもTsurugiの話が少し出ていた。
2023-07-10 プレスリリース(アーリーアクセス版公開)
2023-08-08  
2023-08-16  
2023-08-18  

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