JavaFX Scene BuilderのAnchorPaneのメモ。
JavaFXのAnchorPaneは、外側のシーンのサイズ変更(ウィンドウサイズの変更等)に伴って一緒にサイズを変更したい場合に使う。
(JavaFXでは、ウィンドウ全体やScrollPane/SplitPane等の内側にAnchorPaneを配置するようだ)
AnchorPane内部にシーンを配置してアンカーを設定しておくと、外側(AnchorPane全体)のサイズ変更に伴って、内部のシーンのサイズが自動的に変更される。
アンカー=錨 なので、(AnchorPaneに対して)位置を固定するという意味なんだろう。
AnchorPane内の各シーンの四方にアンカーを設定するかどうかを決められる。
アンカーを設定する手順。
「Left Anchor」「Right Anchor」「Top Anchor」「Bottom Anchor」エリアのテキストボックスには、外側にあるAnchorPaneの枠からの距離(幅)が指定できる。
AnchorPane内に配置したテキストフィールドの左右にアンカーを付けた場合の動作の例。
アンカーの設定 | ウィンドウ(AnchorPane)のサイズを変更 | 備考 | ||
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縮小 | 拡大 | |||
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今回の例での標準サイズ | ||
設定なし | ![]() |
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右側固定 | ![]() |
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右側だけ固定すると、シーンの幅は推奨サイズが優先されるようだ。 つまり左側が動いてしまう。 (画面右に固定したいボタンとかに使える) |
左側固定 | ![]() |
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左側だけを固定するのは「設定なし」と同じ動きになるので、意味が無い。 |
両側固定 | ![]() |
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ちゃんと、ウィンドウサイズに合わせてシーンのサイズが変わる。 |