10月24日〜25日、秋晴れの丹波自然運動公園で 「1998年度 枚方マスターズ合宿」が行われました。

今年もほぼ例年と同じスケジュール、こんな感じです。

24日 ＡＭ：練習会のメニューを消化。詳しくはこちらを参照。 →練習日誌 10月24日分

体育館前でちょっとこってりめのお弁当で昼食を済ませた後、13:30 根岸号（エスティマ）中西号（クラウン）尾坂号（インプレッサ）の３台でシュッパ〜〜ツ！

先頭の尾坂号、渋滞の中に突っ込んだり、道を間違えたりと散々ながらも、何とか京都縦貫道入口へ。恐怖の京都縦貫道（何のことでしょうねぇ、根岸さん？ ウ〜〜ウ〜〜）でしたが、今年は何事もなく丹波口へ。15:30 無事到着。 早速、午後練習へ。

午前練習の疲れもなんのその（・・でもないんですけど）、明日の本練習で走るクロカンコース（2.6km変則周回コース）をゆっくりと２周。しっかりとコースを覚えたところで、午後練名物の「花崗山登り」。50m程の小さな山ですが、これがなかなかキツイ。そんな中、走る走る“谷岡靖司”。かつて伊吹山で私を負かした脚は未だ健在。一気に駆け上がってしまいました。お見事！
他のメンバーも挫折することなく頂上へ。一息入れたところで下山、丁度６０分となりました。
風呂じゃ風呂じゃ、飯じゃ飯じゃ。

お風呂ではカワイイ同宿者がお出迎え・・・ジュニアサッカースクールの合宿と一緒になり、にぎやかな風呂となりました。

さてさて、待望の晩飯へ・・・しかし、一昨年は食堂でビール不可、昨年はビールこそＯＫだったもののイマイチのお弁当。「すき焼き」にグレードアップしたとはいえ、大したことないのでは・・・。
・・・との予感を大きく裏切る肉、肉、肉！！ 質，量ともに申し分なし！ とれとれピチピチ(・・かどうかは知らんけど）の丹波牛！ 砂糖と醤油の味付けに、ああだこうだと言い合いながら、あっと言う間に平らげ・・・いえいえ、散々詰め込んだ腹を前に「お〜い！誰かもういらんか〜！」

「に〜し〜、たかの〜は〜な〜・・・」谷岡大先生の「相撲甚句」のご披露(根岸さん、いたく感服！）、毎度おなじみの「藤沢ＤＡＮＣＥ」、負けずに踊る境田さん、７本もの缶ビールを空けて舌好調の宮崎さん・・・とまあ、いつもの調子で盛り上がり、あっという間に１１時近く、延々５時間はしゃぎ続けました。(サッカースクールの少年達にはチョビッと迷惑だったかも・・）

明けて、迎え酒・・・とはいきませんよ〜。練習が待ってるんですから。
和食バイキング？の朝食後、各自ノンビリとつかの間の休息後・・

９時 全員集合！ 合宿のメイン「60分クロスカントリー走」へシュッパ〜〜ツ！
体操，アップ，ストレッチ・・・さあ、60分間ガンバロ〜〜！
昨日ＪＯＧした約2.6kmのクロカン変則周回コース(枚方マスターズ・オリジナル）で 60分ということで、４〜６周マイペースで走ります。もちろんアップダウンは強烈です。

★本練習レポ

練習の模様は、私（尾坂圭一）vs 田中宏之 の先頭争いを中心にお伝えします。

１周目：先頭を引っ張る私をピタリとマークする田中君。２kmくらいの地点でほぼコースを確認すると、スッと前へ出てリズム良く走ります。一方の私は出られた瞬間から全く反応できず、どんどん離されていきます。（田中 10'30"/尾坂 10'42"）

２〜４周目：周回毎に差は開き、４周終了時には 3〜400mに。私のタイムも２周目以降どんどん落ち込みます（10'54"/11'25"/11'14"）。もう勝負あった・・誰しもがそう思ったその瞬間から田中君の脚に異変が・・・。
５周目：勝負に関してはすっかりあきらめて、マイペースで行こうと決めていた私は、少しほぐれてきたのか少しずつペースが上がり始めます。一方の田中君、急激に脚が動かなくなり目に見えてペースが落ち始めます。５周目終了間近にして、遂に視界に捕らえることに成功。その差100m！ この周 11'03"

６周目：こうなると元気100倍！ 目の前のエサを食わずにおくものか〜〜！ 俄然軽やかになる私の脚。１km程行ったところで捕獲成功！ 既に田中君に抵抗力はなく、そのままＴＯＰでＧＯＡＬすることが出来ました。ラスト１周は 10'25" 、一旦バテたはずなのにベストラップが出ました。改めて長距離は気持ちの持ちようだとしみじみ感じました。

止まってしまった田中君も程なくＧＯＡＬ。５周でやめてもよかったのに、敢えて６周目に突入した気持ちに気慨を感じます。

他のメンバーも、決して気を抜くことなく必死の形相で60分走り抜きました。境田さんに至っては、自らの練習に空き足らず、５周目に突入した山本さんを迎えに行く頑張りでした。

・・・そして、打上げ・・・合宿といえばこれしかないでしょう！

★打上げリレー

合宿の最後を飾るべく、練習会場横グランドの500m周回コースを利用して
「２チーム対抗 ４×500mリレー」
を行いました。初の試みです。バトンは私めが用意したアルミホイルとサランラップの芯。もちろん事前に連絡はなく、疲れ切った体にムチ打つべく突然の発表としました。故障で走れない根岸さんと嶋渡さん、ついにダウンしてしまった中西幸彦さんを除く８名が参加。（中西さんのリタイアで、奥さんの眞理子さんが走ることになりました。）

境田チーム：�@境田，�A田中，�B山本，�C谷岡
藤沢チーム：�@藤沢，�A中西，�B宮崎，�C尾坂

両チーム作戦会議の末、上記順番でのリレーに。１走：境田，藤沢 両名の激しいデッドヒートに始まり、２走：田中で逃げ切りを計る境田チーム、藤沢チームも中西さんが往年の国際マラソンを思わせる見事な走りで何とか粘ろうとしますが、一気に乳酸が襲って３走：宮崎さんが迎えに・・。３走前に大きく開いてしまったものの、山本さんを宮崎さんが追い詰めます。アンカー：その差約100m。逃げる谷岡、追う尾坂。一歩一歩確実に追い込みますが、逆転には至らず。境田チーム歓喜の勝利！！で幕を閉じました。

境田チーム：６分51秒 (1'34"/1'34"/1'58"/1'45")
藤沢チーム：６分59秒 (1'34"/2'12"/1'43"/1'29")

終わった〜〜！ という実感を胸に帰路へ。

例年、宿舎の昼食を利用していたのですが、疲れ切った体にはややこたえるメニュー(揚げ物がメインの定食）だったので、今年は近くのドライブイン「やまがた屋」で済ますこととしました。皆さんさすがに内臓まで疲れ切ったようで「うどん，そば」が中心になったようです・・・おいおい、誰やビール飲んでんのは・・「これセットになってましてん」(藤沢氏） ・・・なってへんなってへん！
土産など購入後、車毎解散となり、無事合宿を終えました。

★総 括
今年は11名と少し寂しい人数になりましたが、その分まとまりがあって、こぢんまりとした良さがあったと思います。若干の費用ＵＰを伴うものの、食事面の改善は素晴らしく、今回の参加メンバー全員が満足し、来年も必ずやリピーターになるであろうと思われます。

故障で満足に走れなかった、根岸さん，嶋渡さんも走り以外の部分で十分に堪能して帰られたことと思います。

それと「藤沢さん」
あなたの「舞い」は合宿、宴会には欠かせません。いかなる理由があるにせよ、今後とも参加するよ〜〜に！・・・・楽しませてもらいました。

合宿前、不安定だった天気もウソのように晴れ渡り、汗ばむほどの陽気に恵まれました。来年もまた楽しい合宿が出来るよう願いつつ、ＴＨＥ ＥＮＤにしたい思います。

最後に、今回の合宿の幹事を務めて下さった、境田さん、宮崎さん、ホントにご苦労様でした。