★ クロの雑談 ★ 


「真夏の世の夢」・「マルグリットとアルマン」

2005年4月29日

「真夏」も「マル&アル」も超良かった!!

平野 玲君のボトム、最高に面白かった。
ロバを被っている時のポワントの踊りも可愛かったけど、ロバを外してからも傑作。
完全に役に入り込み「百面相かい?」という位おどけていて爆笑。
カーテンコール中もただ一人ボトムになりきったままで、ホント面白いというか可愛い
というか…。

懸案だった(苦手の)ユカリューシャも全然大丈夫だった。
それ以外のキャストも豪華で満喫でした〜。私、あの音楽もかなーり好きかも。


そしてルリッシュ!素敵すぎ〜!!惚れました。
ワイルドでセクシーで少年ぽくて誠実で・・・でもワイルドで(以下エンドレス)・・・。
うーん、もっと見たかった!

ちなみに、「マル&アル」の玲君(マルグリットの取り巻き)は「真夏」とは打って変わ
り神妙にそつなくこなしていました(笑)。

ク ロ
    

「白鳥の湖」

11/8

水香ちゃん、前回(2003年牧バレエ公演)と比べて表情が良くなっていた。
特にオデットは終始しっとりした感じで、マラーホフと二人寄りそうシーンでは初めて
彼女に女を感じた。オディールはちょっと表現的にもの足りなかったけど、32回転は
ばっちり決めていた。でもマラーホフとの相性はやっぱりイマイチかな、、、。

コールドは相変わらず。特に3羽と4羽が「何を考えているんだい?」っていう位足音
がうるさい上に動きも揃ってなかった。

今日は今更ながら小出領子ちゃんのかわいさに感動してしまった。
トロワだったんだけど、マラーホフと踊って良し、周君と踊って良し!
絵面に幸せを感じちゃった〜。実はかなりファンかも。
12月の「くるみ」主演デビューが楽しみ!

ク ロ
    

「ライモンダ」

10/17

ザハロワは先日に比べ、ライモンダを自分のものにしていた。
テクニック的にも申し分ないし、ウヴァ様と並ぶとこれ以上は望めないくらい絵にな
る。美しすぎる!欲を言えば、もう少しジャンに対する愛が見えると良いなぁ。

今日で鑑賞2日目。
私はグリゴロ版映像を断片的にしか見たことがないので、先入観なしに舞台を楽し
むことが出来た。が、グリゴロ版に慣れ親しんでいる人にとっては、かなり許せない
改定部分もあるらしい。確かに先入観がなくても違和感な部分はいくつかあった。例
えば「今までの役作りは一体何だったんだ〜?」と思ってしまう即死状態のアブデラ
クマン(あれは頭かち割りコントなの!?)、「薔薇の精」をパロっているように見える
夢のシーン、等々。
次は都さんの「ライモンダ」。その後にグリゴロ版とじっくり見て比べてみようっと。


10/15 

ウヴァ様のマント姿、ほんの短い時間だったけど素敵過ぎてクラっときた。
特筆すべきはアブデラクマンのテューズリー。
彼の舞台は全幕でいくつか見てきたが、そのたびに全く違う顔を見せてくれるのが
すごい。テューズリー、彼はなぜNYCBに在籍しているのだろう?
シンフォニック・バレエを踊る彼も素敵なのかも知れないけれど(もったいない〜)。

ク ロ
    


9/29 「ルジマトフの総て」

ルジがとても良かった。
オープニングの「薔薇の精」から美しかったけど、それに続く「海賊」と「ムーア人の
パヴァーヌ」も良かった。「やっぱりスゴイ人だ」と再認識。
「レクイエム」はちょっと眠気を誘われたものの、思っていたより楽しめた。
あの作品を踊りこなせるのはルジだけのような気がする・・・。神が降臨していた。

ドヴォロベンコとベロツェルコフスキーは予想以上の美しさ!
とくにベロツェルの笑顔には秒殺された。絶対全幕が見たい!!

ジュド様も素敵だった。
ルジと二人、若いダンサーでは醸し出せない何ともいえないオーラを放っていてジー
ンとしてしまった。

今回の会場は狭かったため舞台まで近いのは良かったけど、前の人の座高が高く
て見え辛かった。その他、テープの音楽はやっぱりイマイチだし、セットがちゃちいと
ころがあったのがちょっぴり難点。だって「ロミジュリ」のバルコニーの階段は非常階
段みたいだったし、「薔薇の精」の窓のセットは窓枠がただ置いてあるだけ。最後の
ジュテで窓の外に消えていくシーンが好きなのに「見えてます〜」って思っちゃった。
狭いせいかジュテも押さえ気味だったし。狭すぎるのも良し悪しだね。


ク ロ (2004/10/1)
    





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