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プレーン編み ストッキングの基本です。横糸のみのメリヤス編みです。 画像は初期のシームレスです。現行品では、Schiaparelli、Tentation、Havana、Gerbe Carnationなどのフル・ファッション、Capriなど透明度の高いノン・ストレッチのシームレスはこの編み方です。Aristoc Harmony Pointはマイクロ・メッシュもあるようですが、私が持っているのはすべてプレーン編みです。光のはじき方も美しく、ストッキングといえばやはりこれです。
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プレーン編み(二本) 上と同じですが、ナイロン糸二本で編まれています。画像は、グンゼのパラランです。DoreDoreのDouble Dixもこの編み方をしていることで有名ですが、国産のシャルル・ジョルダンもこのような編み方でした。 透明度が高く比較的丈夫です。
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ノンラン編み 名称についてはまだ正確なことがよく分からないのですが、ヴィンテージで「ノンラン」「ノーラン」と表記されている物はこのような複雑な編み方です。 プレーン編みだと、一カ所切れると縦にすーっと伝線しますが、それを防止する効果があったようです。近目にはやはり網目が見えますが、遠目には透明度が高くきれいです。 |
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サポート・タイプ 今日一般的なサポート・タイプのパンティ・ストッキングの編み方です。プレーン編みですが、ポリウレタンにナイロンを巻き付けたサポート糸とナイロン糸とを交互に編んでいる、いわゆる交編です。 プレーンとくらべ透明度に差があることは一目瞭然です。
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シーム
シーム(縫い目)は三種類あります。![]() |
つま先の「黄金分割」 | |
つま先やかかとの補強は、破れやすい所の強度を増すためにものですが、日本の生活では素足を出す機会が比較的多いので、だらしなく見えないように気を配りたいものです。 |
サンダルやオープン・トゥなどでつま先が見える際、ペディキュアを施した足に映えるのはどういうストッキングでしょうか。 つま先に補強のない「つま先スルー」もいいでしょう。あまり分厚くなければ補強があるのも女性らしさを強調するのではないかと思います。 。 |
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かかとつま先とかかとに補強のあるものを、コンベンショナル・タイプ(コンベンショナル・ヒール)と言います。かかとがあるのが本来の姿なんですね。ノン・ストレッチのストッキングはたいていかかとがあります。もちろん破れやすいところだということもありますが、かかとの丸みに合わせた縫製にする必要がありますからだと思います。 かかとが立体的になっている方が編み目も均質になりますしはきごこちもいいと思います。それはストレッチ・タイプでも同じです。 かかとを出すときなど、かかとがない方が「足」の印象をすっきりみせます。用途次第ですね。 |
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髪の先も足の先もあなた
ストッキングのつま先やかかとなどは普段あまり意識しないかもしれません。でも、そこもあなたそのもの、私そのものです。 ストッキングは欧米で生まれたものですが、日本では欧米よりも足(くるぶしから下)を出す機会が多く、ストッキングの足を人目にさらすことも多いと思います。気を抜かないできれいに見せる効果を考えましょう。 注目度は相対的には低いのかもしれませんが、そこも私たちの体の一部。肌や爪のケアはもちろん、縫い目がずれてだらしなく見えないように神経を行き届かせたいものですね。
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